「離婚率の推移~カラクリと謎~(前編)」では、マスコミの言うところの「特殊離婚率」と全世界共通で使われている「普通離婚率」の2種類についてご説明致しました。後編では、 離婚率 の 推移 と自殺率の関係や少子化問題、さらにこれからの日本のあり方について考えていきたいと思います。
離婚率の推移~カラクリと謎~(前編)
離婚率が年々、上昇傾向にあると聞きます。テレビでも、新聞でも、雑誌でも、離婚のニュースは後を絶ちません。「芸能人が離婚するのがそんなにニュースになるのか?」と思っていたら、実は離婚したい人々の格好のサンプル・ケーススタディだったと言う訳です。
年上旦那のモラハラに悩む妻や、不倫相手と自宅で過ごしている現場へ踏み込んだ夫はそれなりに真摯な眼差しでテレビを観ている事でしょう。熟年離婚を考えている妻は、財産分与を参考にし、子供が居る夫婦は親権争いの裁判を見つめています。
つまり、自分たちや知人・友人の離婚問題と重ね合わせて芸能人の離婚ニュースを観る…。それだけ離婚がとても身近なことになり、興味ある問題となっています。
しかし、ふと思います。このままどんどん離婚が増えて行くと、日本の夫婦制度はどうなるのでしょう? 結婚制度はこのままで良いのでしょうか? 日本の少子化問題は離婚問題と両輪なのでしょうか? 疑問が次々と出てきます。
そして…そもそも 離婚率 の 推移 ってどうやって調べてるんでしょう? 明確に答えられる読者はいらっしゃるのでしょうか?調べてみたら意外な事実が…。離婚率って謎です!