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近年増加する自己愛性人格障害と離婚

salu

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zikoaiseizinkakusyougai

自己愛性人格障害とは、わかりやすく言えば昨今よく耳にするモラハラ (モラルハラスメント) のことです。記憶に新しいところでは、ある有名芸能人が夫の自己愛性人格障害がもとで、約2年の係争期間を経て離婚したことが話題になりました。

自己愛性人格障害 は、もはや他人ごとではなく、とても身近にある深刻な問題と捉えるべきではないでしょうか。


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近年増加する自己愛性人格障害と離婚


- 目次 -

  • 自己愛性人格障害の人とプライド
  • 自己愛性人格障害と育った家庭環境
  • 自己愛性人格障害と自己の価値
  • 自己愛性人格障害と治療
  • 自己愛性人格障害と離婚準備

自己愛性人格障害の人とプライド

自己愛性人格障害の人に多くみられるのが、神経がとても敏感だということです。ほんの些細な否定に対しても、健全な人格を持つ人には理解しがたいほど感情的になり、怒り狂うのが特徴です。

常に心の奥深くに強い劣等感を持っており、ご近所や職場などの人達の前では健全で理想の良い人を演じ、他人から感謝や称賛をされることに喜びを覚えます。

一方家庭内では、自分より弱い立場の奥さんや子供を見下し、暴言を吐いて相手が怯え傷つく姿に優越感を得て、精神面のバランスを保っているのです。

弱者の立場からすると、度々傷つけられていたのでは、逃げ出したくもなるはずです。思い切って離婚したほうが幸せではないか・・・と考え始めるのも当然のことです。


自己愛性人格障害と育った家庭環境

自己愛性人格障害の人は、幼少期にわがままを言ったり、甘えたりといった欲求を十分に満たすことができず、子供らしく自由に意思表示ができない環境で育っている人が多いのです。

常に親の顔色をうかがい、良い子でいなければ捨てられてしまうのではないかという恐怖心や不安を抱え、育った人は自己愛性人格障害を引き起こしやすい傾向にあるといえます。

無理に自分を作らなくても、失敗することがあっても、親に全てを受けとめてもらえるという安心感を持てるか、持てないかでその人の一生が決まってしまうのです。

親は子供がかわいいものですが、度を超した過保護や干渉も子供の自由を奪うのです。子供から自由を奪うものの一つとして、母親が父親のことを愚痴ることです。

夫の問題を自分一人で抱えきれず、子供に愚痴をこぼし、こんなひどい状況の中でお母さんは、あなたのために頑張っているのだと、恩着せがましいことを言って聞かせていたのでは自由にのびのびとした子供らしい生活ができなくなってしまいます。

恩着せがましい言い方に、子供は自分の意思よりも母親を優先せざるをえなくなってしまいます。

親を優先しなければ捨てられるという恐怖心を植え付け、自分の思い通りになっていればニコニコ笑顔で愛情を与える行為は、立派な自己愛性人格障害者になるよう、教育しているようなものです。


自己愛性人格障害と自己の価値

自己愛性人格障害の人は育ってきた家庭環境によって、自分は価値のない存在だからだれからも無条件に愛してもらうことができない人間だと、心に刻み込まれているのです。

大人になっても感謝されることや褒められることに執着します。何事にも万能で特別な人間にならなければ、愛されないと本気で思い自分は特別な人間だと暗示をかけているのです。

配偶者が理解し一緒に治療にのぞむことができれば良いのですが、やはりすぐに離婚という決断にいたるケースが多いです。


自己愛性人格障害と治療

自己愛性人格障害の人は自分では自覚できない特徴があり、それに加え年齢と共に、ますます悪化するといわれています。自分自身で自覚ができている人は比較的軽い症状なので心理療法での治療が可能です。

しかし、ある程度の年齢になってしまうと、自己愛性人格障害の治療をしても回復する可能性はゼロに等しいでしょう。加齢と共に悪化し治療も不可能となると、家族はたまったものではありません。

精神的な苦痛を感じる生活から解放されるために、離婚を選んでだとしても、誰も責めることはないでしょう。


自己愛性人格障害と離婚準備

自己愛性人格障害の人と離婚するには、根気、そして十分な準備すなわち相手に突きつける、これだ!という切り札が必要です。自己愛性人格障害の人に離婚を申し出ても、すんなりと承諾してくれるわけがありません。

早期解決を目指し弁護士に依頼するのも一つの手でしょう。ですが注意しなければいけないことは、弁護士なら誰でもいいというわけではありません。離婚問題に長けた自己愛性人格障害(モラハラ)についての知識をしっかりと持った弁護士を選びましょう。

離婚調停や裁判になった場合、弁護士の自己愛性人格障害についての理解度の高さが、早期に離婚成立につながるか、とてつもなく長期に及んでしまうかを、大きく左右します。

弁護士選びは複数の弁護士事務所の無料相談を受け、自己愛性人格障害に対してどれほどの認識をもっているのか、自分自身で確認してみましょう。

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まとめ

近年増加する自己愛性人格障害と離婚
自己愛性人格障害と自己の価値
自己愛性人格障害と育った家庭環境
自己愛性人格障害と自己の価値
自己愛性人格障害と治療
自己愛性人格障害と離婚準備

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