「別れたいけど別れたくない ~離婚を決断すべき理由は?~(前編)」では、 別れたいけど別れたくない 理由として異性問題をご紹介いたしました。
後編では、経済的な問題や生活の不一致をご紹介いたします。別れたいけど別れたくない場合には、離婚を決断すべきなのでしょうか。
別れたいけど別れたくない ~離婚を決断すべき理由は?~(後編)
- 目次 -
経済的困窮・ギャンブル
次にご紹介するものは経済的な問題です。これは、収入が少ないからというよりは金銭感覚の違いから発生する問題です。
金遣いが荒い人と結婚してしまうとかなり苦労します。貯金は溜まらないことから将来への不安が拭えないまま年を取っていくことになるので、老後の心配をしなくてはいけない生活となってしまいます。
また、子どもがいれば子どもの養育費や教育費も捻出しなくてはならないのでさらに経済的に困窮してしまいます。
もし、経済的な要因で別れたいけど別れたくない場合にはまず、今のお金の使い方を改善できるかどうか試してみてください。
改善の方法としてはしっかり家計簿をつけるということや分類ごとに毎月使える金額の上限を決めるということもできますし、家計担当を変えるということも1つの方法です。
改善案を提案する際にはこのままだと将来への心配がぬぐえないという正直な気持ちを伝えてください。そこで、もし納得して一緒に改善しようとしてくれるのであれば、まだすぐに別れる決断はしなくてもいい状況だといえます。
しかし、全く聞く耳を持たない場合やギャンブル依存症などで湯水のようにお金を使いたいと考えている様子であれば、真剣に離婚を検討するべきです。
性格の不一致
性格の不一致は、日本国内ではナンバーワンとなる離婚理由です。性格が合わないから離婚と考えるとよくわからない離婚理由ですが、この性格の不一致からくる夫婦問題の要因は非常にシンプルであり、それは単に夫婦間のコミュニケーション不足をあらわすものです。
そもそも、性格とは人それぞれ異なるのは当然のことですので、どんな人が相手であっても性格の不一致とはどこにでも存在することです。しかし、その中でも不一致があってもうまくやっていける相手と、不一致が致命傷でうまくやっていけない相手にわかれます。
特に結婚相手とは1つ屋根の下に一緒に住むことになりますので、この不一致が致命的なものがあれば、結婚生活がうまくいくわけがなく別れたいと思うようになってしまうのです。
本来であれば、結婚前にしっかりとコミュニケーションをとって致命的な性格の不一致がないということを確認しなければならないのですが、それが近年はスピード婚が多くなっていることから十分に確認できないうちに結婚してしまって性格の不一致で別れてしまうということが多くなっている傾向にあります。
もし、性格の不一致で別れたいけど別れたくないと離婚すべきか悩んでいるのであれば、まずは夫婦間のコミュニケーションの見直して、コミュニケーションを円滑に取れる環境づくりを目指すということから始めてください。
もし、その結果がダメだった場合は性格の不一致が致命的なものだったということで、今後結婚生活を続けてもうまくいかない可能性があるのでそれから離婚を検討するとしても遅くないです。
まとめ
別れたいけど別れたくない ~離婚を決断すべき理由は?~(後編)
経済的困窮・ギャンブル
性格の不一致