別れたいけど別れたくない という状況では離婚を決断できません。離婚を考える理由をまとめ、別れるべきか別れないべきかよく考えましょう。
今回は、別れたいけど別れなくない場合の決断ポイントについてお伝えいたします。
別れたいけど別れたくない ~離婚を決断すべき理由は?~(前編)
離婚を考える理由
まずは、離婚を考える理由をいくつかご紹介いたします。
離婚をしたいと思う人はそれぞれさまざまな事情や思いを抱えています。
夫婦それぞれに悪い点がある場合や、どちらか一方の過失が離婚をしたいと思わせるようなきっかけを作ってしまったというケースなどさまざまありますが、特に離婚をしたいと思わせる夫婦問題の原因は、大きくわけると3つの要因が考えられます。
異性問題
まず、離婚を考える要因となる異性問題です。
近年では、不倫を美化したようなドラマやマンガが多く出回っていることから不倫を美化してみている人が多く、2016年は芸能人でも不倫問題ばかり大きく取りざたされれる異様な1年でもありました。
しかし、現実問題として不倫は美化できるようなものではありません。不倫とは言葉のとおり「倫理的ではない」ということをあらわします。
家でパートナーや家族が待っているのに、よその異性にうつつを抜かしてしまうということはパートナーや家族を深く傷つける結果になることは間違いありません。
さらに、もし家族や周囲の人に不倫の事実がバレてしまった時には、どこにいても白い目で見られているように感じてしまうほど、批判を受けることになります。
時には仕事を失うこともありますので、社会的に大きな損害を受けてしまいますし、場合によっては金銭面でも大きな損害を受けることとなります。
一時的な気の迷いで自分の人生を大きく変えてしまいますし、パートナーや家族の人生にも大きく影響していきます。つまり、不倫はとてもリスクの高い行為なのです。
人は感情を持っている以上は、いくつになっても恋をすることがあるかもしれません。しかし、結婚した以上は、それは許されることではありません。
一方、不倫の被害者にも全く落ち度がないかというとそういうわけではありません。もちろん、不倫した人が最も悪いのですが不倫をさせてしまうような環境を作ってしまったというのはパートナーである不倫被害者にも原因がある場合もあります。
ですので、不倫を知って精神的に非常に辛い時にいうのも酷かもしれませんが、もし今後離婚せずにやり直したいと思っているのであればまずはその原因究明をするべきです。
そして、異性問題で別れたいけど別れたくない、離婚すべきかどうかと悩んでいる人は今後自分以外の異性に恋愛感情を抱いた相手とともに1つ屋根の下で暮らせるかどうか真剣に考えてください。これは、子どもがいる場合でもいない場合でも同じことです。
よく不倫されても子どもが片親になってしまうのはかわいそうだからといって離婚しないという人もいますが、自分以外の異性に恋愛感情を抱いた相手とともに暮らすのは想像以上に酷なことです。
自分以外の異性に恋愛感情を抱いた相手に触られるのは気持ち悪いことですし、恨みを抱えてしまうこともあります。そんな黒い感情を持ったままでいると家庭内もよどんだ空気に汚染されてしまってかえって子どもにとって悪い環境になってしまうこともあります。
なかには、恨めしいけど仕返しのために離婚してやらないという人もいます。あまり褒められたものではありませんが、それで自分の気がすむのであればそれでもいいかもしれません。
ですが、子どもがいる家庭ではその仕返しをする親を見せることは不健全ですので避けてください。しかし、今後の人生を幸せになるために前向きに生きたいと思うのであれば、自分以外の異性に恋愛感情を抱いた相手とは縁を切るべきです。
結婚相手が自分以外の異性に恋愛感情を抱いたということは先ほどもご紹介しましたが想像以上に酷なことです。
また、不倫されて裏切られたことで不信感を抱くこととなりますので、いちいち相手の言動を疑ってしまい精神的にかなりの負担があります。ですので、異性問題が発覚したら離婚すべきです。
もし、経済的な問題で離婚できないというのであれば、離婚時に慰謝料を請求することも可能ですので、不倫の証拠を集めてから離婚準備をしてください。
まとめ
別れたいけど別れたくない ~離婚を決断すべき理由は?~(前編)
離婚を考える理由
異性問題