結婚生活は我慢や努力だといわれることがあります。結婚を人生最大の失敗だったと嘆く人もいます。離婚件数は年々増加し、今では3組に1組の夫婦が離婚するといわれています。
別れたい と思う 理由 は人それぞれですが、ここでは離婚の原因としてよくあげられる事柄を紹介します。
離婚を考える夫婦の別れたい理由
結婚前に気が付きたかった!暴力、DV
パートナーから日常的に暴力を振るわれると次にまた暴力を振るわれることを恐れ、相手の態度を気にしたり、話すのにも言葉を選んだりと、夫婦として対等な関係を築くことができなくなります。
今まで夫が妻に暴力を振るうことが問題になっていましたが、最近では妻が夫に暴力を振るうケースも増えてきます。この問題に対しては、できるだけ結婚前の交際期間を長く設け、相短気なところがないか、暴力的なところがないかと相手をよく観察することが重要になってきます。
夫も妻も浮気しやすい時代になった
妊娠中や、育児や家事で大変な思いをしている妻をよそに浮気をする夫は最低です。ですが、最近はインターネットの普及で簡単に誰かと出会い、不貞行為を行えるようになったのは事実です。これは妻も同じことがいえ、不倫妻と呼ばれる女性が増えています。
昔は、夫の浮気に妻は我慢をする、ということもありましたが、現代ではさっさと見切りをつけて離婚を選択する妻が多くいます。夫も同じで、妻の浮気を許すことはほとんどありません。
みえない暴力、モラルハラスメント
毎日のように、パートナーから言葉の暴力を受けるのは、実際に暴力を振るわれると同じくらい精神的ダメージを受けます。
夫婦喧嘩をしても、自分の非を認められない、家庭内の問題は全てパートナーのせいにする、パートナーの存在そのものを否定するなどという特徴がモラルハラスメントとしてあります。
暴力のように目にみえる傷を負うことがないので、周囲に助けや共感を求めることが非常に難しくあります。時には、無気力になってしまい、離婚を選択することを諦めてしまう人もいて、非常に深刻な問題です。
家庭内での役割を果たせない
夫婦になれば、夫として、妻としての役割、子どもがいる過程であれば、父親として、母親としての役割を果たさなければなりません。ですが、仕事ばかりで妻に家事や育児を押しつける、休日であっても一切手を貸さない夫も多くいて、家庭内での自分の役割を分かっていません。
これでは妻からしたら何故結婚しているのかわからなくなります。まるで母子家庭のような毎日を送り、その上夫の面倒をみなければならないのであれば、離婚して自由になりたいと思うのが自然です。
また、夫が一生懸命働いて帰ってきているのにも関わらず、家事を一切しない、外出も多い妻であれば、夫に愛想をつかされて離婚を切り出されてしまいます。結婚、出産などのターニングポイントで、夫婦お互いの役割分担に関して確認し合う必要があります。
相手の親族と親しくなれない
結婚は本人同士の問題ではなく、そこから親戚付き合いが広がっていきます。特に重要になるのがパートナーの両親との関係です。子どもを連れてお盆や正月、実家との距離によってはもっと頻繁に規制することになります。その時に良好な関係が築けないと、ストレスになってしまいます。
また、結婚前には自分の両親との同居を約束していたのに、いざ話が進むとパートナーが拒否することもあります。実の親とパートナーとの間に挟まれることは、男性も女性も、性別は関係なく辛いことです。
もし、いざ同居を開始できても、その後よくあるのは嫁姑問題です。家を任される女性が2人に増えることにより、上手く価値観をすり合わせたり妥協し合うことができず、その上夫が上手に仲裁することができなければ最悪の場合離婚に至ってしまいます。
まとめ
離婚を考える夫婦の別れたい理由
結婚前に気が付きたかった!暴力、DV
夫も妻も浮気しやすい時代になった
みえない暴力、モラルハラスメント
家庭内での役割を果たせない
相手の親族と親しくなれない