単身赴任 は 離婚 に発展しやすいといわれています。そのきっかけになるものは「孤独」「さみしさ」「解放感」からきているといえるでしょう。
上記のきっかけから離婚に発展してしまう原因もさまざまですが、今回は主な原因4つをみていきます。
単身赴任で離婚に発展してしまう4つの原因とは
単身赴任の浮気率
夫婦の3組に1組が離婚していることはご存知の方も多いことでしょう。しかし単身赴任している夫の離婚率はそれほど知られていないようです。
ある調査によると、単身赴任している夫で「浮気をしたことがある」夫は、全体の8割にもおよぶことがわかりました。つまり単身赴任している夫の浮気する確率は、80%と非常に高い確率であることがわかります。
一方で、夫の単身赴任中に浮気をしたことがあると答えた妻は、40%という結果がでたそうです。
夫にくらべると低いといえます。しかし単身赴任中に浮気をする確率は夫、妻ともに高い事実は否定できません。
ですが単身赴任で離婚に発展してしまう原因は、浮気だけではありません。単身赴任が発端で、さまざまな原因により離婚へと発展しているのです。
単身赴任で離婚に発展する原因
単身赴任で離婚に発展する原因は、以下の4つがあげられます。
夫の単身赴任を望んでいない
単身赴任では、単身赴任先に家族が同行する場合があります。しかし中には夫の単身赴任を望んでいない妻も多く、「これ以上一緒にやっていけない」とばかりに離婚を切り出すケースもあるのです。
逆に夫も単身赴任先に同行してほしいと思うことが多く、妻に同行を拒否されることで離婚を考える場合もあるようです。
相手の必要性が薄くなる
単身赴任先に同行をせず、お互いに離れた生活が長期にわたると、次第に相手がいない生活を普通と感じるようになり、相手の必要性までも薄れてしまいます。
そして帰省をしても夫は居心地の悪さを感じ、対して妻は夫とのコミュニケーションや身の回りの世話を面倒と感じてしまうのです。結果として夫は「帰りたくない」、妻は「帰ってきてほしくない」と思うようになり、お互いの心が離れていってしまいます。
また子どもがいる場合においては、母親と子どもだけで生活ができていることに気づき、「父親の存在意義」をうたがわれてしまうケースも少なくありません。
自分の仕事を優勢させるため
妻も仕事をしていて公務員や役職についている場合、夫の都合だけで単身赴任先に同行することは困難といえます。そうなると上記と同じように「母親と子どもだけで生活ができる」事に気づき、父親の存在意義に対して疑問を持つようになります。
特にキャリア志向のある女性は、気持ちの切り替えが非常に早い傾向が強いですから、「今の夫と一緒にいる意味がない」「一緒にいてくれる相手を探したほうがいい」などと考え、夫に離婚を切り出す可能性も否定できないのです。
単身赴任が何度も続くことで嫌になった
単身赴任は一度では終わらず、定期的にあることも少なくないのです。単身赴任が何度も続くと妻の中には嫌気がさしてしまい、「これ以上耐えられない」と思うようになります。
一方で夫は度重なる単身赴任で、家族に気を回す余裕がありません。そういった悪循環が生まれお互いの心の距離が離れていき、離婚に発展してしまうケースもあるのです。
もともと離婚を考えていた
もともと離婚を考えていて、単身赴任をきっかけにして離婚を切り出すといったパターンです。単身赴任先に同行すると新しい環境に慣れる必要があり、心身ともに消耗してしまいます。
しかしもともと離婚を考えている側にとって、心身を消耗してまで単身赴任先に同行するメリットはないと考えてしまうのです。そのため単身赴任をきっかけに離婚をもちかける方も多いのです。
単身赴任は離婚に発展しやすい
今まで説明したことをみると、単身赴任は離婚の原因になりやすいことが否定できません。「距離が離れると心の距離も離れてしまう」といえるのではないでしょうか。
単身赴任で別居状態になると「孤独」「さみしさ」「解放感」がでてきます。
離婚を回避するためには、夫婦はお互いが離れていても連絡を取り合うことが重要といえます。子どもがいる場合はできる限りスキンシップをとることで「親の存在意義」を示すことが必要不可欠です。
まとめ
単身赴任で離婚に発展してしまう4つの原因とは
単身赴任の浮気率
単身赴任で離婚に発展する原因
単身赴任は離婚に発展しやすい