現在日本中で、約40万の家族が 単身赴任 で別々に生活しているといわれています。そのうち、単身赴任をきっかけに離婚をしてしまう人が、全体の7%。約2800人が離婚しているということですね。単身赴任中のどんなことが離婚に至る原因になるのでしょうか。
やはり 浮気 が一番多いのでしょうか。
単身赴任で離婚に至る理由は浮気?
単身赴任中の夫が浮気する確率は?
単身赴任中の男性を対象にした調査では約4人に3人が浮気をした経験があるという結果が出ています。一説では単身赴任中の夫は81%の確率で浮気をしたことがあると言われています。
全国の20歳~60歳14,100名を対象としたアンケート調査では、約30%の男性が浮気しているという結果でした。やはり単身赴任中の男性は、浮気する確率が高いといえますね。浮気する確率が高くなる要因として、環境が新しくなったことがあげられています。
新しい環境になるとたくさんの人と出会う機会も多くなります。とくに単身赴任では、職場や新しい土地に不慣れなため、積極的に同僚と親交を深める必要もありますね。
単身赴任が離婚率を高めるとはいえない?その理由とは
夫が単身赴任する場合、妻が一緒について行かない理由は「子供の学校のため」「妻も仕事をしているため」が多いのではないでしょうか。
夫に気兼ねなく家事も楽になる。と感じているかもしれませんが、夫の存在・父親としての夫の役割について新たに気付かされたという方もいます。一緒に過ごす時間が少なくなる分、夫もたまに自宅に帰った時の妻の言葉を期待しています。
単身赴任中でなくても、男性はねぎらいの言葉一つない妻の言動に嫌気がさしてしまうといいます。独りで知らない土地で、身の回りのことと仕事を頑張っている夫に対して、妻の愛情を感じられる行動をとることで浮気心は抑制することができます。
単身赴任が離婚に至る原因は浮気だけではない
単身赴任だから浮気するのではなく、浮気するまでにいろいろなプロセスがあると考えられます。単身赴任直後はこまめに連絡をとり、折をみて夫は自宅に、妻も赴任先に行くように努力していたのではないでしょうか。
徐々に別々の生活に慣れてしまうと、気が付けばもう数日連絡を取っていない、夫に相談することなく一人で物事を決めてしまう、夫も身の回りのことが要領よくできるようになってくる。そうなってしまうと、本来あるはずの夫婦のコミュニケーションが不足しています。
夫としては妻が自分を思いやっていないと感じ、妻は子育てに忙しい私に比べて夫は一人で自由に生活していると感じるきっかけになってしまいます。お互いの気持ちのずれが、夫の浮気という行動につながってしまうのではないでしょうか。
夫の単身赴任中に浮気したことのある妻は?
前述した全国の20歳~60歳14,100名を対象としたアンケート調査で、特定・不特定の浮気相手がいると答えた人の割合で、一番多かったのが40代の女性19%です。
既婚女性を対象とした、結婚後浮気をした経験があるかというアンケート調査では、専業主婦の4.5%、仕事をしている人では21.5%と答えています。5人に1人の既婚女性が浮気経験があるということです。
ドラマなどで不倫が取り上げられるようになり、現在ではこのような情報もサイトを通じて匿名で調査をすることができることが、逆に「私以外でもこんなにいるんだ。」「こんなにたくさんの人がしてるなら。」とますますこれからも増える可能性もあります。
この調査結果を見るかぎり、夫が単身赴任中であれば、これ以上の割合の女性が浮気していると考えられます。
まとめ
単身赴任で離婚に至る理由は浮気?
単身赴任中の夫が浮気する確率は?
単身赴任が離婚率を高めるとはいえない?その理由とは
単身赴任が離婚に至る原因は浮気だけではない
夫の単身赴任中に浮気したことのある妻は?