職場やプライベートの場で孤立している人を見かけることもあるのではないでしょうか。その人は「 他人に興味がない人 」かもしれません。
他人に興味がない人には共通する特徴があり、接し方をまちがえると余計に距離がひらいてしまいます。この機会に最適な接し方を理解しましょう。
他人に興味がない人の特徴と原因|最適な接し方とは
他人に興味がない人の特徴
他人に興味がない人の特徴を大きくわけると、「人と関わりたくないタイプ」「関わりたいけどできない」タイプの2つがあるようです。具体的には以下の5つとなります。
自分のことで手いっぱい
この特徴にあてはまる人は仕事やプライベートにおいて多忙なケースが多く、自分のことで手一杯な状態にあります。そのため他人を気にかけたり、興味をもったりする余裕がありません。
単に不器用
一見すると他人に興味がないように見えます。しかし当の本人は単に不器用なだけであり、本当は周りと打ち解けたいと思っているのかもしれません。このタイプは判断が難しいですが、話しかけてみると喜んでくれることが多いようです。
1人が好き
この特徴がある人は2つのタイプにわけられます。1つは1人のほうが気楽と考えているため、他人に興味がありません。2つめは他人と接することが苦手なだけで、結果として孤立しているタイプです。
つまり他人と接することが「好きか」「嫌いか」の違いといえるでしょう。
1人のほうが気楽と感じているタイプは、むしろ放っておくことでお互いに良好な関係を築けるようです。
逆に他人と接することが苦手なタイプは、1人でいることがそれほど好きではなく単に苦手なため1人でいる場合もあります。共通の趣味があるようであれば、良好な関係を築けるかもしれません。
自分にしか興味がない
この特徴にあてはまる場合、「話す相手は誰でもかまわない」と思っています。自分が話したいことを話おわると満足し、相手が話をしても聞く気はまったくありません。
「他人は自分が満足するために利用する」と考えているといっても過言ではないでしょう。そして自分の話を聞かない人に興味をもつことは決してないようです。
他人よりも優れていると思っている
このタイプの人は優秀であることが少なくありません。しかしそのことを鼻にかけているため、たとえ相手が上司や友人、家族であっても自分が優秀と考えています。
この特徴の人は言動に問題がある場合が多いため、できるだけ距離をおいたほうがよいでしょう。
他人に興味がない2つの原因
まず1つめは「人間関係につかれた」ことが原因の人です。もともとは周りとの関係が良好であった過去があり、仕事やプライベートにおいて傷ついてしまったというケースが非常に多いのです。
そして「傷つくくらいであれば、他人と関わらず1人でいたい」と考えるようになります。結果として次第に周りと距離をおくようになってしまったのです。
人間関係で「トラウマ」をかかえている状態のため、他人と関わることは極力さけようとする傾向が強いといえるでしょう。
2つめは「プライドが高い」ことが原因の人です。他人と良好な関係を築くには、自分の短所も知られてしまうことはさけて通れません。しかしプライドが高い人は、短所を知られることを恐れています。
他人からの接触を拒みつづけることで、結果として他人に興味がなくなってしまうのです。
他人に興味がない人との接し方
上の項で説明したとおり他人に興味がない人は、「人間関係に疲れてしまった」「自分を知られたくない」など、他人と接することをかたくなに拒否しています。そういった人に無理な接触をした場合、ますます距離をおかれてしまうことが現実なのです。
したがって他人に興味がない人への最適な接し方は、「フランクに接すること」ではないでしょうか。言い方をかえれば、「あなたが好きなようにしていいよ」程度に接することです。
そうすることにより相手はこちらに対して警戒心をとき、好意的に感じてくれる場合も少なくありません。
「嫌われるかも」などと重く考えずに、こちらも相手に対して「フランクに接する」ことを心がけましょう。
まとめ
他人に興味がない人の特徴と原因|最適な接し方とは
他人に興味がない人の特徴
他人に興味がない2つの原因
他人に興味がない人との接し方