現在、3組に1組が離婚するともいわれているほど、シングルマザーまたはシングルファーザーとして生活している人が珍しくない時代になりました。いまや離婚を 他人事 と考えていられないご時世になったのです。
しかし、まだまだ「シングルマザーが不利」な世の中であることにはちがありません。「養育費がもらえない」、「養育費を減額された」ことで、貧困生活に苦しんでいる女性は少なくありません。
そこで離婚することの 意味 を考えてみましょう。
他人事ではない離婚の意味!
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他人事ではなくなった“モラル・ハラスメント=モラハラ”離婚
高橋ジョージさんと三船美佳さんの離婚騒動で、三船さんが高橋さんと別れる事にした理由が、高橋さんのモラハラをあげたことでとても大きく報じられました。“モラル・ハラスメント=モラハラ”の意味がこのとき、いっきに日本中に広がりました。
これは暴力でなく言葉や態度で精神的に傷つけられることで、暴力はないが結婚相手を精神的に支配したりする行為のことで、モラハラはよくあるケースで決して他人事ではないのです。
突然、音信不通になる妻の他人事でない恐ろしい話
ごく普通の夫婦としていさかいもなく平穏に暮らしていたのに、ある日忽然と子どもと一緒に姿を消してしまう妻がいます。こんな悲惨な状況に陥ったら途方にくれるでしょう。これが夫が突然トラブルに巻き込まれてしまったという意味です。
その場合、妻の方は計画的に夫の財産を全額搾取することが多く、他人事でなく想像以上によくあるケースなのです。離婚では、平均的に妻に貯金の約6割を渡し、離婚後も子どもが20歳前後までは収入の14%前後の養育費を支払い続けなければなりません。
他人事ではない親離れしない妻
真面目に会社に勤め、家族も大切にしてきた夫の気持ちを理解しない、わがままで自分勝手な妻が急増しています。夫が少しでも妻のご機嫌を損ねてしまうと、すぐに実家に子供を連れて行き、何週間も戻らない妻になすすべもない夫。そんな妻は珍しくなくないのです。
自分の妻はそんな女性じゃないと思われる方もいるでしょうが、他人事ではありません。夫が不在の時に子どもを実家の親に世話をさせて、浮気や女子会三昧の日々を過ごす妻もいます。実家にあまやかされている妻には注意しなければならないという意味なのです。
他人事でない、できちゃった結婚の悲劇
日本でも20年くらい前からできちゃった結婚が急増しています。できちゃった結婚夫婦は離婚するケースがとても多いのです。男性は、付き合っている女性から「妊娠したので結婚して」と言われ、その女性と結婚する意思はなかったのに、周囲に押し切られ結婚に至る場合があります。
本来、慎重に選ばなければならない結婚相手ですが、選択の余地がなくなったわけです。結婚後、相手の欠点が目につき、家庭で安らげず妻を忌み嫌い浮気に走ってしまう男性もいます。意味のない、できちゃった婚で生じる悲劇は他人事ではありません。
今や熟年離婚は他人事ではありません
熟年離婚とは20年以上続いた結婚生活の末にする離婚という意味です。多くの熟年離婚は夫の定年退職を機に我慢してきた不満が爆発する形で妻が離婚を申し出るケースが一般的です。これは他人事ではありません。
夫は定年になり、これから妻と一緒に旅行でもして楽しく過ごしたいと思っていたのに、子育てから開放された妻は、離婚してやり直したいと考えているのです。定年を迎える方は、老後の生活について話し合う機会を積極的に作りましょう。
他人事じゃない!夫婦の不仲を気にする子どもたち
子どもは親の顔を見上げています。人の顔は下から見あげると、正面から見るより感情がとても読み取りやすいものです。子どもは親の唇の微妙な歪みやとがり具合を細かくチェックしています。親が笑っていればリラックスできるし、親が緊張した唇をしていれば不安になります。
子どものために笑顔で過ごせる環境を築くことを心がけたいですね。離婚の意味がわからない年齢の子どもでも親の気持ちはわかっています。優しい子どもの気持ちを傷つけないであげてください。
まとめ
他人事ですませられない離婚問題!
他人事ではなくなった“モラル・ハラスメント=モラハラ”離婚
突然、音信不通になる妻の他人事でない恐ろしい話
他人事ではなくなった実家に甘える親離れしない妻
他人事でない、できちゃった結婚の悲劇
今や熟年離婚は他人事ではありません
他人事じゃない!夫婦の不仲を気にする子どもたち