「新婚だけど実はもう離婚したい」、そう思う夫婦が増えているようです。結婚してから5年以内に離婚をする夫婦は、2割にもおよぶというデータがあります。
新婚 にもかかわらず 離婚 をする 原因 とは何か、そして離婚を回避するために必要な、非常にシンプルかつ重要なことを説明します。
新婚でも離婚をする原因は?回避のカギは尊重にあり
新婚でも離婚する主な原因
新婚でも離婚をする原因は多く、一概に言いきることはできません。しかし、必ずあてはまる主な原因はあるのです。主な原因は以下の4つです。
性格の不一致
新婚にかぎらず、離婚の原因で一番にあげられます。しかし性格の不一致は「建前」にすぎず、実はさまざまな要因がからんでいる場合が多いのです。もともとは赤の他人ですから、性格の一致は決してありえません。
誤解をおそれずに説明しますが、そもそも男性と女性では結婚にたいして求めることが違います。(価値観ともいえます。)男性は結婚をひとつのステータスとし、女性は家庭のぬくもりを求めるのです。
先述のとおり、男性と女性では価値観のちがいがあります。そのうえ個人の性格もさまざまです。したがって「性格の不一致」は、当たり前といえるのではないでしょうか。
相手のことを理解しきれていなかった
つきあう期間が短く、同棲をせずに結婚したときに多いようです。そのため結婚してはじめて相手のマイナス面に気づき、嫌気がさし離婚というパターンにおちいります。
子供にたいして愛情がない
いわゆる「でき婚」夫婦に多いようです。もともと子供がすきではない方ですから、愛情のわかない子供にたいして世話をすることに抵抗を感じてしまいます。
しかしそれが通用するわけもなく、無責任なことは明白です。そのため離婚を切り出されることはいうまでもありません。
金銭感覚の違い
相手の独身気分がぬけず、家計にたいして危機感や興味をしめさない相手に、嫌気がさして離婚するケースも少なくないようです。特に収入のすくない家庭では、使えるお金の幅が非常にせまいため、使い道でもめることが多いのです。
新婚でも離婚する夫婦に共通する特徴
先述のとおり、新婚でも離婚をする原因はひとつではなく、さまざまな原因が合わさることで離婚に発展することが多いのです。
しかし、新婚でも離婚する夫婦に共通するおおきな特徴は、「子供がいない」「家のローンがない」ことがあげられます。理由はその状態で離婚した場合、さほどリスクはないからといえるでしょう。
妻(夫)がきらいでも子供のことがすきであれば、子供と離れたくない気持ちから離婚を思いとどまるのです。また家のローンがある場合、離婚することで金銭的な負担は計りしれません。したがってその不安や恐怖が、離婚を思いとどめます。
しかし子供が成人になり、家のローンを完済した途端、長年の解放感から「熟年離婚」に発展するケースもふえているようです。
離婚とならないよう、新婚生活で気をつけること
新婚でも離婚をする原因をみてきましたが、原因に共通することは、「価値観の違い」「コミュニケーション不足」によりおこるといえます。しかし残念ながら、相手の価値観を変えることはほぼ不可能といえるでしょう。
なぜなら価値観は、育ってきた環境や両親からの育て方により、すでに形成されているからです。コミュニケーションについては、将来のことや子供のこと、お金について、普段から対話をしていないと必ずすれ違いがおきてしまいます。
相手を変えることができなのであれば、自分を変えるしかありません。つまり「お互いが変わる努力をする」「お互いを尊重する」ことではないでしょうか。特に「お互いを尊重する」ことは、最もたいせつです。
自分よりも、相手を大切に思っている気持ちを言葉、行動でしめすことにより、離婚の原因となるきっかけ自体が減るのです。
まとめ
新婚でも離婚をする原因は?回避のカギは尊重にあり
新婚でも離婚する主な原因
新婚でも離婚する夫婦に共通する特徴
離婚とならないよう、新婚生活で気をつけること