シングルマザーの再婚では、子供の存在が大きな影響を与えてしまいます。自分にとってはかわいい子供でも、相手の男性にとっては必ずしもそうではないことがあります。
また、子供が新しい父親を気に入ってくれるかという問題もあります。子供の年齢によっては難しいかもしれません。時には時間が解決してくれることを待つという選択肢も必要になります。
シングルマザー の 再婚 で重要な4つのポイントについてまとめてみました。
シングルマザーの再婚!4つのポイント
子供がいることを伝えるタイミング
男性と付き合いを始めて、どのタイミングで子供がいることを伝えるかを悩むシングルマザーは多いです。
多くの場合、最初から自分がシングルマザーであり子供がいることを伝えることはしないでしょう。相手にとっても、まだ付き合いの短い段階でそのような重大なことを告げられても困惑してしまうかもしれません。
子供がいることを気になる男性に伝えるタイミングとしては、1ヶ月から3ヶ月程度付き合いが続いたあたりでするといいでしょう。
あまり長い間、重要な事柄を伝えないと、相手は「騙された」とか、「信用されていない」、「遊ばれていた」などと感じてしまうかもしれません。お互いの関係がある程度親密になり、真剣な付き合いを考えるような段階になったら、伝えておくべきでしょう。
子供の年齢も重要
子供がまだとても幼い場合には、新しい父親ができてもすんなり受け入れてもらえる可能性が高いです。3歳くらいまでの時期ならまだ前の父親の記憶もうっすらであり、父親が欲しいと望んでいるので、うまくいきやすいです。
あるいは、子供が高校生くらいになっている場合でも、子供がある程度大人の考え方ができるようになっている年齢なので、理解をしてもらいやすいです。しかし、女の子の場合には、新しい父親と一つ屋根の下で2人きりになってしまうことに怖いと感じてしまうこともあるので、なるべく2人きりにしないといった配慮が必要になります。
子供が思春期を迎える年齢では、新しい父親を受け入れられずにトラブルになることもあります。中学生くらいの男の子は、反抗期である上に体格も良くなってくるので、新しい父親となる人は身の危険を感じるかもしれません。
そのような時は、時間が経過して子供の気持ちの整理がつくまで待ってあげるのがよいでしょう。
養育費は引き続きもらえるの?
前の夫から養育費をもらっている場合には、引き続き養育費の支払いを続けてもらいましょう。再婚したからといって、新しい父親と子供が親子関係になるわけではありません。戸籍上は他人という関係です。
そのため、新しい父親に子供の扶養義務はありません。子供にとって、父親はあくまで前の父親となります。
しかし、養子縁組をした場合には、話が変わってきます。前の父親の扶養義務は消えませんので養育費は引き続き支払ってもらえますが、養子縁組をすると新しい父親にも扶養義務が発生します。
養育費の金額が自動的に減額されるわけではありませんが、前の父親が請求をした場合には養育費の減額が認められる可能性が高いでしょう。
前の夫との三角関係に注意
再婚をしたからといって、前の夫が子供の親でなくなるわけではありません。子供との面会交流権も持っていますので、基本的には前の夫から面会交流を要求されたら応じなければなりません。子供をめぐって、前の夫と現在の夫との三角関係が起きることもあります。
面会交流権は子供の権利でもあるので、現在の家族関係に悪い影響を及ぼさないようにも気を配っておきましょう。無理に前の夫と子供を引き離そうとすることも考え物です。子供の気持ちを第一に考えてあげるのが親の役目です。
まとめ
シングルマザーの再婚!4つのポイント
子供がいることを伝えるタイミング
子供の年齢も重要
養育費は引き続きもらえるの?
前の夫との三角関係に注意