最近は芸能界でもシングルマザータレントの恋愛や再婚の話題がニュースになったりしています。「子供がいるのに恋愛なんて!」という批判はあまり聞かなくなりました。
シングルマザー にとっての 恋愛 は独身のころとは意味が違うのでしょうか。シングルマザーは恋愛するときに再婚を意識するのでしょうか。
もう結婚はこりごりじゃないの!?シングルマザーの恋愛事情
シングルマザーには恋愛する余裕がない?
シングルマザーとは何らかの事情で子供を一人で養育している母親のことです。夫と死別したり未婚で出産したという事情の人もいますが、シングルマザーの多くは離婚経験者です。
一人で子育てをするのはとても大変なことです。経済的な事情は人それぞれですが、多くのシングルマザーが仕事をしていて子育てや家事との両立のために頑張っています。
子供が小さいと手もかかりますから毎日時間に追われていて恋愛する余裕なんてない、という意見もあります。
しかし恋愛というのは余裕があるからするというものではありません。どちらかと言えば一人で家族を支えているシングルマザーは自分を支えてくれる存在を求めていて、恋愛することで生きる活力を得られるという考え方も多いようです。
そもそも女性は未婚・既婚や年齢に関わらず、恋愛しやすい人とそうでない人がいます。「シングルマザーだから」というのは恋愛とは関係がないのではないでしょうか。
しかし恋愛をする上で「シングルマザー」という立場に未婚女性とは違う点があるのは確かです。
母親は恋愛をするべきではない?
冒頭にも書きましたが最近はシングルマザーのタレントが堂々と恋愛をしていたり、再婚をしたりという話題をよく耳にするようになりました。それに対して批判的な意見はあまり聞きませんが、やはり母親が恋愛をしているということを良く思わない人もいるようです。
「子供のために自分を犠牲にして慎ましく暮らすシングルマザー」の方が「恋愛も楽しみながら生き生き暮らすシングルマザー」よりも世間は応援したくなるのかもしれません。
恋愛をしているからといって子育てをおろそかにしているわけではなく、むしろ心に余裕ができて子供に優しくなれるということもあるので「恋愛」>「子供」というイメージを持つのはどうかと思いますが、子供が思春期の場合には注意が必要です。
多くの子供にとって母親は誰よりも自分を愛してくれる存在であって欲しいものなので、子供の視点で見たときに母親が自分より交際相手を大事にしていると感じてしまうと、親子関係に少なからず悪影響があるという懸念があります。
シングルマザーの婚活は当たり前?
「恋愛がしたい」というよりも「再婚がしたい」と考えているシングルマザーも世の中には多いようで、最近はシングルマザーを対象にした婚活パーティーやお見合いの企画の宣伝をネット上でも多く見かけるようになりました。
離婚を経験していることで「もう結婚はこりごり」と思っている人の話もよく聞くのですが「一人で家庭を支える大変さ」、「心細さ」はシングルマザーにとって切実な問題です。
それは子供がまだ幼い若い世代のシングルマザーだけではありません。子供の手が離れて生活自体は安定したという40代50代の女性にとっても老後の生活やこれからの人生を考えたときに、一緒に生活するパートナーという存在を求める人はたくさんいるのです。
子供の存在があるからこそ
多くのシングルマザーにとって子供の存在が一番大切であることは言うまでもないことで、恋愛や再婚の相手に求める条件として「子供を大切にしてくれる人」というのは譲れないことです。交際相手が子供を虐待したという痛ましいニュースを聞くと誰もが砂を噛むような気持ちになります。
「子供の存在があるからこそ」というシングルマザーの恋愛事情は、未婚者の恋愛とは責任のあり方が違うでしょう。しかしどんな恋愛も相手への思いやりの気持ちや癒しを求める気持ちが大切だということに変わりはありません。
良い恋愛をすること、良いパートナーに出会えることで幸せな家庭を築けるということは、子供のためでもあるのです。
まとめ
もう結婚はこりごりじゃないの!?シングルマザーの恋愛事情
シングルマザーには恋愛する余裕がない?
母親は恋愛をするべきではない?
シングルマザーの婚活は当たり前?
子供の存在があるからこそ