最近は3組に1組は離婚するという時代です。その中で、シングルマザーも珍しくない存在となっています。以前よりは、 シングルマザー が珍しくないとはいえ、生活する上で困難が多いのは違いないのです。何を準備していけばいいのか考えてみます。
シングルマザーになることを検討する際に必要な準備について
間違いなく生活は今までより大変になります
離婚したいということは、とにかく今の結婚生活に精神的疲労、肉体的疲労があるという人が多いです。
しかし、離婚というものは、かなりのエネルギーを消費する作業になります。それが、協議離婚であっても、調停離婚であっても、また裁判で離婚といった場合もありますが、いずれにしても、精神的にはかなりの負担になります。
ただ、子どもがいる場合の離婚では、ご主人に親権を渡すつもりでいるのなら話は違いますが、母親として自分が子どもを養うつもりであるのなら、離婚後、疲れたからといってしばらく心を休めるという暇もなく、今度は自分一人での子育てに専念しなくてはなりません。
また、子育てだけではなく、自分と子どもの生活のために、働きに出なくてはなりません。その際には、まず職探しがはじまります。
同時進行で小さい子であれば保育園探し、小学生くらいならば学童保育探しをしつつ、新しい生活の基盤を作らなくてはなりません。
これは、離婚前によっぽど準備をしておかないととても大変な作業になるはずです。
また、自分が働きに出ることによって、子どもとの時間は減ることとなります。子どもとの時間が減ることは、子どもに寂しさを感じさせることになります。更にはその寂しさが子どもの成長過程にどのような影響がでるか、注意深く子どもの様子に気を配る必要があります。
過ごす時間が少なくなっても、今まで以上にちょっとした子どもの変化に気づけるようにして、父親のいない寂しさを感じられないほど今まで以上に子どもに親身になって寄り添うことが必要になってきます。
まずは、最後まで一人で出来るのか、対処法はあるのか、よく考えてから、離婚を決心したほうがいいです。
離婚の準備
離婚後はいろいろな手続きが必要になってきます。離婚届の提出はもちろんですが、子連れでの離婚の場合は、養育費の取り決め、面会についてとこの2つはきちんと話し合っておくべきです。
また、いくら元夫であるからといって、この金銭面の約束を口約束で終わらせてしまうのは危険です。必ず、なんらかの形で約束を残しておくことが必要になってきます。
自分と相手だけの問題なら、いいのですが子どもに対しての約束は破られてしまった時には、あなたへのダメージではなく、子どもにダメージを与えます。
たとえば養育費が支払われなくなれば、その分子どもは経済的に困窮します。また、面会についてもはっきりと取り決めをしていなければ、トラブルとなり大変です。必ずこの件に関してはしっかり抜けがないように取り決めをします。
もし、自分たちだけで解決できない場合は、家庭裁判所に離婚調停の申し立てをするのが一番確実でおすすめです。
家庭裁判所で、調停員の方を間に挟んで、話し合いをして、出来る限りお互いが納得できるように努めてくださるので、間違いがなくお互いに穏便に話が出来る場を設けてもらえます。
また、離婚後の手続きも裁判所の職員の方が丁寧に教えてくれるので、不安が軽減されるのではないかと思います。
また、もし、ここで取り決めた約束を破られた場合は、また裁判所に申し立てをすることもできます。これがあれば、容易に約束を破ることはなくなります。
ただし、もちろんそれはあなたに対しても言えることなので、納得して調停成立させた以上は、決まった約束は守らなくてはなりません。
離婚成立後
ここまで、乗り越えてやっと離婚が成立します。しかし、それはゴールではありません。これからが大変です。あなたには大切な子どもがいるのです。
心強い味方であると同時に、離婚に対して受け身でいることしかできない子どもは被害者でもあります。そして、離婚した今、子どもはあなたしか頼れません。
いつまでも離婚に対して後ろ向きにならず、前向きに子どもを幸せにしてあげられるように、頑張っていく覚悟が必要です。
まとめ
子持ち離婚を検討する際に必要な準備について
間違いなく生活は今までより大変になります
離婚の準備
離婚成立後