借金地獄 の 体験談 を読んでいると、借金地獄に陥ってしまう人は意外にも普通の人であることがわかります。人生という長い道のりを歩んでいると、いろいろなことがありますので、精神的に参ってしまって正常な判断ができなくなることもあります。
ストレスでブランド品を買いあさる主婦などがその例です。自分もしくは配偶者が借金地獄に陥りそうになったとき、もしくはすでに陥ってしまったときに、とれる対策について解説をします。
借金地獄の体験談から学ぶ!離婚を考える前にすることとは?
借金をしてしまうきっかけとは?
借金をしてしまうきっかけは、人によってさまざまです。
まだ20代前半くらいの若い人は、給料も低く、そのわりに出て行くお金も多いので、借金をしてしまうことは仕方ありません。おしゃれ、人付き合い、趣味への投資、自分への投資など、人生を豊かにするためにいずれも必要なことです。
ある程度人生経験を積むと、趣味やおしゃれのための借金はあまりしなくなります。自分の身の丈に合った服装・生活をするようになるからです。
人生経験を積んだ人が、消費者金融などから借金をしてしまうときは、友人の連帯保証人になってしまったとか、事業に失敗したとか、ストレスがたまりすぎいてるとか、なにかしらのトラブルが起きているということが多いように思います。
借金をするときに重要なことは、無理のないお金を借りるということです。給料日前に5万円くらいを借りて、給料が出たらすぐに返済をしてしまうというカードローンの利用の仕方は、利息もほとんどかからないので、悪くありません。
ギャンブルにハマってしまったり、ストレスからブランド品を買いあさってしまったりしているという状況は、すぐに限度額いっぱいまで借りてしまうこともあり、かなりリスキーな状況です。
借金地獄に陥ってしまった体験談
借金地獄に陥ってしまう人に共通するポイントが、自転車操業になってしまっているということです。
ここで、ある人の体験談を紹介します。
クレジットカードのショッピング枠を50万円使い切ってしまって、その支払いができなくなったが、クレジットカードにキャッシング枠20万円がついていたので、そこからお金を借りて、クレジットカードの支払いをしていました。
しばらくして、キャッシング枠の20万円も使い切りそうになったので、新しくクレジットカードを作りました。
新しく作ったクレジットカードには、ショッピング枠50万円、キャッシング枠20万円がつきました。新たに70万円のサイフができたと喜びました。
その70万円の枠も使い切ってしまい、次は消費者金融から借りました。最終的に、借金は200万円になっていました。
このように、借金を返済するために新たな借入をすることを、自転車操業と呼びます。借金地獄に陥ってしまう人は、ほとんどのケースで自転車操業になってしまっています。
大企業に勤めていても安心できない?
借金地獄に陥ってしまう人の中には、意外にも大企業に勤めている人や、公務員もたくさんいます。
大企業の正社員や公務員は金融機関から優良顧客と見なされやすいので、大きなお金を借りやすい傾向があります。
普通なら、200万円程度の借金がある人はそれ以上は借りられず、その時点で任意整理をすることになるということも多いのですが、大企業の正社員の人は、300万円、400万円とお金を借りられてしまうので、その場しのぎでどんどん借金を増やしてしまうことがあります。
大企業の正社員の人は、借金が500万円くらいではまだ危機感を感じないということもあるようです。ボーナスもたくさんもらえるので、数年かければ返済できると思ってしまいます。
借金が600万円、700万円となったあたりで危機感を感じ始めても、すでに遅く、自己破産もしくは個人再生をするしかないという状況になっていることもあります。
債務整理が解決手段
借金地獄に陥らないためには、自転車操業をしないということが1つのポイントになります。借金は自分の給料から返済をして、それができなくなったら、弁護士に相談をして任意整理をすることです。
借金を自分の給料では返済できないという状況は、すでに「返済困難になる可能性がある」という状況なので、債務整理をするための条件を満たしています。債務整理に強い法律事務所を探して、まずは無料相談を受けてみましょう。
夫婦には相互協力義務があるので、配偶者が借金地獄に陥ったからといって、それだけの理由で一方的に離婚をつきつけることはできません。債務整理をして、借金を減額することを考えましょう。
債務整理をするとおよそ5年間はブラックリストにのりますが、これは配偶者に借金をさせないという意味ではメリットとなります。
まとめ
借金地獄の体験談から学ぶ!離婚を考える前にすることとは?
借金をしてしまうきっかけとは?
借金地獄に陥ってしまった体験談
大企業に勤めていても安心できない?
債務整理が解決手段