離婚をすることで多くの出費が発生してしまいます。さらに離婚前まで専業主婦だった人の場合にはすぐに収入を得ることができないので、生活費が足りなくなってしまうことも十分に考えられます。
そこで今回は離婚後に 生活費 が 足りない ときの対処法についてご紹介します。
離婚後に生活費が足りないときの対処法
食費を切り詰める
生活費が足りないという状況になってしまった時に借金をしてしまう人も多いのですが、借金をすることでさらに生活が苦しくなってしまう恐れがありますので、それはあまりおすすめできません。どんなに生活費が足りなくても極力借金はせずに乗り切る方法を考えることが大切です。
生活費が足りないときには、まず切り詰められるところはできるだけ切り詰めていくことで乗り切ることができます。その中でも食費を切り詰めることが最大のポイントです。
食費とは生きていくうえで食事はしなくてはならないので必ず毎日出費があるものです。食費は、生活費の中でも大きな割合を占めているので、この食費を節約することで生活費を捻出することができるのです。
本来健康面のことを考えるとあまりおすすめできないことですが、1日3食のところを2食に減らすことや、比較的安く手に入るもやしやそうめんなどの食材でしのぐことも有効です。
収入を増やす
また当然のことのように感じられますが収入を増やすことも大切です。日払いバイトやパソコンでできる在宅ワークなどをすることで、少しでも収入を増やせば生活費の足しになります。毎日少しずつ節約して少しずつ収入を増やしていくことで生活費をねん出することができます。
近年では、在宅ワークも種類が豊富で1か月に1万円くらい稼ぐこともできますし、中にはそれ以上の収入をえることができる仕事もあります。もしパソコンがあってネットにつなげることができる環境にあるのであれば試してみてください。
仕事によってはスマホなどからもしごとを受けることも可能です。これなら、寝る前のちょっとした時間でも収入を増やすチャンスができるのでぜひ試してください。
貯金を切り崩す
貯金は将来の老後のためにも残しておく必要はあるのですが、貯金を使わないことばかり重視して生活費が足りないときに借金をするようでは意味がありません。
もし貯金があるのであれば、貯金を崩して生活費として補うことも必要です。切り崩してしまった貯金は後でしっかりとした収入が得られるようになった時にまた貯金をすればいいだけです。
公的資金を利用して、生活費が足りないときでも借金をしないようにしましょう。貯金もなく、生活費が足りないときに借金をするというのは、悪循環の始まりになります。そういうときには、迷わず公的資金を利用しましょう。
公的資金を利用する
生活費が足りないけど貯金もないというときには、公的資金に頼るということも必要です。
公的資金とは、主に生活保護と呼ばれるものを指しています。しかし生活保護以外にも、利用できる公的資金は種類がさまざまありますので、生活費がどうしてもたりなくて困っているという状況の場合には1度市役所で相談して生活保護を申請することも検討してください。
ただし、生活保護を受け取れるようになったからといって生活保護に頼りっぱなしで生きていくことはあまり望ましくありません。あくまでも一時的に利用する救援策として考えておいてください。
借金はしないべき?
どんなに生活費が足りなくてお金こまっているという状況であってもお金を借りるということはやめておくべきだと思います。
近年では手軽で簡単に借りることができるので、つい借金をしてしまい、収入が増えた時に借金返済をすればいいと考える人も多いようですが、実際に借金をしてしまって収入が増えた時に返済をしいていくと、また生活費が足りなくなるという状況が慢性化していきます。
そうすると、また借金せざるを得ない状況になり、最終的には借りては返すの繰り返しになってしまうので借金地獄とよばれる悪循環になってしまうのです。
最悪のケースだとそのまま多重債務に陥ってしまうこともあります。ですので、いくら離婚して生活費が足りなくなってしまっても借金はしないべきだといえます。
まとめ
離婚後に生活費が足りないときの対処法
食費を切り詰める
収入を増やす
貯金を切り崩す
公的資金を利用する
借金はしないべき?