離婚 してまず考えるのは、 一人暮らし になった際の生活費です。
仕事をしながらの結婚生活だったとしても、引っ越し先を探すのさえエネルギーも時間も費やします。不安が大きいと思いますが、悲観してばかりいても仕方がないし、希望ばかりでもありません。さまざまな問題はありますが、1つ1つクリアしていくしかないのです。
離婚後の一人暮らしで生活費が不安なあなたへ
計画は具体的に
離婚が決まって、すぐに引越しなくては…という状況でない限り、この先のことを考える時間が必要です。多少相手にせかされても、自分の人生です。焦らずに、どういう順序でスタートするか考える時間を確保します。
まず必要なことを書き出し、整理して優先順位を決めていきましょう。順番が決まれば、あとはそれに向けて進むのみです。
まずは仕事を優先に
男性でも女性でも、離婚後気持ちの整理がつかないうちにいろいろな課題が山積していると思います。離婚時点で仕事をしていない場合、まず最優先は生きてくための仕事を見つけることです。
男性ならば経験を活かして再就職も早いかもしれませんが、一度家庭に入ってブランクのある女性の場合、年齢や実務経験なども考えると、仕事の種類は必ずしも自分の希望通りの職種に就けるとは限りません。
いきなり正社員というのはこのご時世厳しいかもしれませんが、パートで働いていても、パートリーダーであったり責任のある立場になれば、その先も社員に登用などの話も頂ける場合もあります。
仕事を先に見つけない限り、職場までの交通費や福利厚生などを考えないと家賃の予算が見えてこないので、まず仕事探しが最優先となります。
定職に就いていないと貸してくれない物件やオーナーさんもいらっしゃいます。
新たな物件探し
年齢が重なっていくと、仕事探しも当然難しくなっていきます。収入を考えて、ある程度家賃は我慢しなければなりません。
慰謝料などがあれば当面は生活できるかもしれません。しかしその慰謝料も確実に払ってもらえる補償はないのです。仮に慰謝料がもらえる場合は、貯蓄にまわした方が賢明です。
物件を決める際には、できる限り交渉してみましょう。相談に応じてくれる大家さんもいるかもしれません。
仮に親からの援助があるとしても、気が引けたりするのは当然でしょう。病気などで今すぐ働けない方もいらっしゃいます。
自治体によっては、上限や期限はありますが、家賃をサポートしてくれるシステムもありますし、女性相談センターなどさまざまな相談を受けてくれる場所もあるので、利用してみるのもおすすめです。
何をどう節約したらいいの?
よほどの貯金がない限り、当然ながら生活費を切り詰めることになります。
あなたが女性である場合、おしゃれは欠かせないと思いますが、経験者や節約生活をしている方の話を聞くと、ファッションや美容関係にかけるお金はまず最初に節約の対象となります。
美容院に行くのが3か月に1回になり、半年に1回になり…という話もよく聞かれます。しかしなんとかなるものです。
最近はインターネットを利用して生活必需品などを安く購入している方も多いですし、スマートフォン1つで商品の売り買いができるアプリケーションも人気です。インターネットの接続料金は節約したいところですが、コツコツ収入につなげている方も多くいらっしゃいます。
現在まだ離婚していなくても、いずれ離婚を視野にいれているのであれば、今からコツコツ下準備をしていくことです。生きていくための知恵はいくらでもあります。
あの不安は何だったんだろう…そんなふうに思えるような、充実した生活が送れる日を願います。
まとめ
離婚後の生活が不安なあなたへ
計画は具体的に
まずは仕事を優先に
新たな物件探し
何をどう節約するか