私達が生きていく上で必要な 生活費 ですが、 平均 的な金額を知りたいと考えている方が多いようです。
今回の記事では、 4人家族 、1ヶ月分を想定して説明します。そして生活費の中でも重要な食費、住宅費、水道光熱費、通信費の平均額を説明していきます。補足として、収入から各費用が占める平均的割合ものせていきます。
4人家族が暮らしていくために必要な生活費の平均は?
食費の平均額と割合
食費の平均額は、6万円から7万円の間が一般的なようです。しかし、幼児や老人などの食が細い人がいる家庭、育ち盛りの子供や大人が4人いる家庭など様々です。ですから、平均額に当てはまらない家庭もあるかもしれません。
また、各家庭の収入によってかかる食費もさまざまですから、これに当てはまらない家庭もあります。
そこで、収入から食費が占める平均的割合も参考にしてください。食費が占める平均的割合は、15%と言われています。例えば月の収入が20万円の場合、3万円となります。
お菓子や外食は、食費とは別の分類ですから注意が必要です。これらは雑費として計上しましょう。
平均額と収入から占める平均的割合との間に開きがありますが、各家庭の収入や環境、年齢を考慮してどちらかを参考にしてください。
住宅費の平均額と割合
住宅費も一戸建て、賃貸、団地、または実家に住んでいる方と環境はさまざまですが、7万5千円から8万円が平均額と言われています。一般的に「住宅費は収入の3分の一」と言われていますが、4人家族の場合は少し違ってくるようです。
4人家族の場合、収入から住宅費が占める平均的割合は25%と言われています。収入が20万円の場合、5万円です。30万円の場合は7万5千円となります。
なお住宅費は、今回説明する生活費の中で最も金額の割合が多いです。ですから、先ほど説明した平均額や平均的割合を大きく上回るようであれば注意が必要です。
家計を大きく圧迫する要因となりますので、大きく上回っているようであれば、見直しの必要があるかもしれません。
水道光熱費の平均額と割合
4人家族の場合水道光熱費の平均額は、2万3千円から2万5千円となっています。補足ですが、3人家族と4人家族でかかる水道光熱費の平均額にそれほど差はありません。
各家庭の家族構成、生活タイルによって金額は変わってきますが、それほど差に開きがないようです。
収入から水道光熱費が占める平均的割合は、5%と言われています。収入が20万円の場合、1万円。30万円の場合、1万5千円となります。
水道光熱費は、生活費の中で最も金額の割合が少ないです。しかし平均額と平均的割合を大きく上回っているようでしたら今一度、見直しが必要かもしれません。
現在では、太陽光発電、オール電化の普及がめざましくなってきています。そのため、水道光熱費の平均額や平均的割合が大きく変わってくるかもしれません。各家庭においてもそういった変化に対応できるようにしておくべきでしょう。
通信費の平均額と割合
通信費の平均は、1万6千円から1万8千円となっており、平均的割合は6%です。先ほど説明した水道光熱費と同じくらいと認識しておけばいいでしょう。
ガラケーからスマートフォンの普及により、平均額や平均的割合が上がり気味でしたが、現在では格安SIMの登場により、それらが下がっていく傾向にあります。
ほかにも、各プロバイダーによってかかる金額も大きく変わってきます。ですから、平均額や平均的割合を大きく上回っているのであれば、契約内容の変更を視野に入れるべきかもしれません。
平均額と平均的割合
生活費の平均額はあくまで全体における平均であり、各家庭すべてに当てはまるものではありません。収入、地域、環境、家族構成その他の要因によって大きく変わってきます。
平均額と大きく違っている場合は、収入から各費用が占める平均的割合を参考にしてください。
- 食費15%
- 住宅費25%
- 水道光熱費5%
- 通信費6%
まとめ
4人家族が暮らしていくために必要な生活費の平均は?
食費の平均額と割合
住宅費の平均額と割合
水道光熱費の平均額と割合
通信費の平均額と割合
平均額と平均的割合