サレ夫 からの 復讐 は、不倫をしている女性にとっては怖いものです。インターネットの普及により、不倫をしたら慰謝料をたっぷり請求する・されるということが常識のようになっていますが、相手が法律で解決しようと考えているならまだ安心ができます。
慰謝料を請求するということは、法律で解決をしようという気持ちを持っているということだからです。一番怖いのは、法律の手を借りない復讐です。
サレ夫からの復讐まとめ
サレ夫からの小さな復讐
サレ夫とは、妻に不倫をされている夫という意味の俗語です。逆に、不倫をされている妻をサレ妻と呼びます。
サレ夫は、よほど器の大きい人物でもない限りは、妻が不倫をしていることを知ったら平常心ではいられません。ショックの反動として、小さな復讐に走る傾向があります。
具体的には、嫁の作った料理を食べない、小言をつぶやいて精神的に痛めつけようとする、心療内科に通い出し、精神病患者のフリをして奇行を繰り返すなど、実にさまざまな小さな嫌がらせがネット上にあがっています。
こういった小さな嫌がらせをされたら、離婚をすればよいと考えるかもしれませんが、そうはいきません。なぜなら、不倫は離婚原因となりますが、有責配偶者のほうから離婚を申し出ることはできないからです。
サレ夫はもしかしたら、相手が不倫をして有責配偶者という弱い立場になってしまったことをわかった上で、小さな嫌がらせをして精神的に復讐しようと考えているのかもしれません。
サレ夫からの慰謝料請求はとても高額に?
一般的に、離婚後にお金に困りやすいのは女性のほうです。離婚時の財産分与では、その後の生活のことを考えて女性のほうが多めにもらうことが多いようです。子供がいるなら、養育費の交渉も重要です。
不倫をしてしまった女性は、後ろめたい気持ちから財産分与や養育費の交渉で不利になる傾向があります。財産分与や養育費は、離婚原因とは関係なくもらう権利があるものですので、弁護士の力を借りるなどしてしっかりと相場通りにもらうことが大切です。
不倫が原因での離婚では、慰謝料の相場は100万円から500万円程度です。高額な慰謝料を請求されてしまったら、財産分与でもらったお金が相殺されて、その後の生活のためのお金がなくなってしまうかもしれません。
サレ夫の復讐のターゲットは妻だけではない?
サレ夫の復讐のターゲットは、浮気相手の男性にも及びます。不倫は犯罪ではありませんが、民法上の不法行為となりますので、赤の他人である浮気相手に対して慰謝料を請求することができるのです。
浮気相手が社会的地位の高い人で、高い年収を得ている場合には、とても高額な慰謝料が請求されてしまう恐れがあります。浮気の回数、婚姻期間、子供の有無なども慰謝料の金額に影響します。
これは浮気相手に対する復讐ですが、浮気相手に迷惑をかけてしまったということで、間接的に妻への精神的ダメージになることもあります。
さらには、浮気相手の職場・友達・家族などへも浮気の事実がバラされてしまう可能性があります。
最も怖い復讐とは
慰謝料請求というのは、法的に認められた権利です。法律というルールに従って問題を解決できるなら、ある意味では安全です。
最も怖いのは、サレ夫が「目には目を・歯には歯を」という精神にのっとって、法律の力を借りずに自分の力で復讐を成し遂げようと考えてしまったときです。
もしも配偶者が「やられたら倍にして返す」といった考え方を持っているなら、十分に注意をしておきましょう。慰謝料請求というのは、被った損害を取り戻すためにあるものです。やられたことを倍にして返そうと考えているなら、慰謝料請求だけではサレ夫は満足しないかもしれません。
サレ夫が犯罪行為にまで手を出そうとしていたら、すぐに弁護士や警察に相談をするべきです。こういった問題は、当事者ではなく、利害のない第三者が間に入って解決するべきなのです。
まとめ
サレ夫からの復讐まとめ
サレ夫からの小さな復讐
サレ夫からの慰謝料請求はとても高額に?
サレ夫の復讐のターゲットは妻だけではない?
最も怖い復讐とは