子供に父親(母親)を与えたいという気持ちが高じるあまり、子連れ再婚に過剰な期待をいだき早急に再婚した結果、家庭を持ってから想定外の問題の発生で、苦労してしまう夫婦もいるようです。
子連れ 再婚 でつまずかないために留意する点をまとめました。
子連れ再婚は難しい!?後悔しないための心得
再婚と親になるプレッシャー
再婚を考えている相手に子供がいる場合、子供との関係も良好に保たないと再婚生活はうまくいきません。また、再婚同士でお互いに子供がいる場合は、子供同士の相性など子連れの再婚には超えなければならない数々のハードルがあります。
子連れ再婚に過度な期待は危険?
交際期間は、連れ子に優しく接してくれた。子供もよく懐いてくれたので、再婚したのに結婚後は人が変わったように子供に冷たくなった。
自分の子供が生まれたら、接し方があきらかに差別的になったなど、交際中と再婚した後の相手の豹変ぶりに驚き、後悔したという話もよく耳にします。
反対に結婚前は、子供が懐いていてくれたのに大人になるにつれ、距離感がでてきて関係が崩れたなど、再婚したあとの双方のギャップの変化に悩む夫婦、子供もいます。
このように子連れ再婚に過度な幸せイメージを持ちすぎると、厳しい現実に躓く原因になります。
子連れ再婚で考慮すべきポイントとは?
子連れ再婚は、自分達の幸せだけを優先したのではうまくいきません。子供と自分、家族みんなが幸せになれる再婚であるか、冷静にお互いを見つめあう時間が重要になってきます。
相手にも子供がいる場合は、互いの子供同士の交流時間を設け、子供同士の良好な関係を築く配慮も必要ですし、子供が思春期の多感な時期であれば子供の気持ちに寄り添う配慮も必要となってきます。
とにかく子供達が、双方を自分の親として受け入れる事ができるような充分な時間とさまざまな配慮が必要となります。そして戸籍上で親になれたとしても、血縁関係は残念ながら他人です。
相手の子供から、なにかの弾みに『本当の親じゃない!』という一番言って欲しくない言葉を事あるごとに投げつけられるかもしれません。他人であるがゆえに子供から、いろいろな形で拒絶されるシーンも多々出てきます。
しかしながら血縁関係を抜きにして、自分はこの子の親であるとういう強い意志をもって、子供に接していく決意をしてださい。
再婚家庭は家族再生と心得て
再婚ではない家庭にも、それなりの問題は存在するものです。もちろん、その中には『子育て』に関する問題もあります。血のつながりがある本当の親子でも、いろんな問題はあるのです。
子供が親に反抗する時彼らは、親が言われて一番キツイところをついてくるのはどこも一緒です。血のつながりがある場合は、『子供は親を選べないからね!』と言ってきます。
子供は、血のつながりの有無に関係なく、常に親を試しています。『本当の親じゃないくせに!』といわれたら、是非、伝えるべき事があります。
再婚で親になった事を卑屈になることなく、子供の気持ちを受け入れた上で、自分が選んだ最高の子供だという意思表示を再婚相手の子供にしっかり伝えるべきです。自分が選んだということを強調して伝えるべきでしょう。
子供は心のどこかで、本当の親じゃないことに不服に感じつつも、本当の親以上の存在を求めながらそれを試すために言っいることが多いためです。
形こそ違うかもしれません。初婚同士が家庭を築くという表現をするなら再婚家庭は、同じ築きでも、そこには再生の要素が含まれてきます。一度失敗した物を再構築する。それが初婚同士の家庭にない要素なのかもしれません。
再婚家庭で幸せになるためのポイント
どこの家庭も完璧ではありません。問題はあるのです。夫婦喧嘩、親子喧嘩、子供との関係がうまくいかない。自分は親になりきれてないなど、家庭内のトラブル、悩みをあげはじめたら、どこの家庭も一緒なのです。
初婚、再婚は関係ありません。完璧な家族、完璧な家庭を目指し過ぎてまうと、ギャップにぶちあたるだけです。人間完璧ではありません。家族はそのような人間の集まりなのです。
毎日の生活の積み重ねの中でささやかな幸せを見出し、ありふれた平凡な日々に感謝する事で気持ちの切り替えをしていくことが幸せになるための最大のポイントではないでしょうか。
まとめ
子連れ再婚は難しい!?後悔しないための心得
再婚と親になるプレッシャー
子連れ再婚に過度な期待は危険?
子連れ再婚で考慮すべきポイントとは?
再婚家庭は家族再生と心得て
再婚家庭で幸せになるためのポイント