再婚 相手 とはどのように選ぶべきなのでしょうか。いまや結婚をする人の4組に1組は再婚と言われています。ですが、シングルマザーにとって、再婚とは難易度の高いものです。
今回は再婚のメリットやデメリット、また再婚相手との生活について考えます。
シングルマザーの再婚相手~再婚のメリット&デメリット~(前編)
シングルマザーの再婚率
シングルマザーの再婚は、男性の再婚、子供のいない女性の再婚に比べ難しい傾向があります。それは、子供がいるからという理由ではなく、シングルマザー自体が再婚に消極的だからという理由なのではないでしょうか。
一昔前ならシングルマザーの再婚には良いイメージがありませんでした。下手をしたら子供を蔑ろにしているとさえ思われたかもしれません。ですが、今ではシングルマザーは周囲からも再婚をすすめられる時代となりました。
核家族が増え頼れる両親や兄弟が近くにいない、養育費が支払われないなど、シングルマザーとして生きていくには不安要素の多い時代です。だからこそ、周囲が再婚をすすめるのは自然なことなのかもしれません。
シングルマザーでいることのデメリット
シングルマザーでいることは、子供との生活もすでにリズムができていますので、後から他人が入ってくるよりも楽かもしれません。ですが、シングルマザーでいることにはデメリットも存在します。
時間がない
シングルマザーにはとにかく時間がありません。仕事と家事、育児に追われる日々です。休日も育児を代わってくれる人はいません。ただでさえ忙しく時間が足りないところに、学校の旗当番や地域のパトロールや行事のお手伝い、PTA役員もまわってきます。
そして、最近ではシングルマザーであろうが子供に習い事をさせる時代です。すると子供の習い事の送迎をする時間やレッスン後の復習をみる時間も必要となります。
多少時間ができたとしても、そういう日に限って熱をだしたり、怪我をするのが子供です。結局、病院で終わってしまったりします。
子供との時間が減る
子供と過ごす時間が減ってしまう、子供の成長がちゃんと見られない。これは、シングルマザーにとって一番辛い事態なのではないでしょうか。
シングルマザーは子供との生活を守るために、また子供に教育を与えるために、とにかく仕事をしなければなりません。夜、帰宅しても家事をこなし、小さい子供ならお風呂に入れ、食事を与え、翌日の支度と勉強をみれば、もう夜中です。
子供が寝た後にもやらなければならないことが山積みです。このような生活をしていると、ゆっくり子供と遊ぶ時間も子供の成長を感じる時間もありません。ただ毎日、忙しく過ぎていくだけです。
生活に余裕がない
シングルマザーは、経済的に物理的にも余裕がなくなります。日々の生活はなんとかなったとしても、泊まりで遊びにいく余裕はなかなかありません。夏休みや冬休みに遠くに旅行へ行くこともままなりません。
学校へ行くようになると夏休みの思い出の作文や絵を描くこともあります。そのような時に少しだけ寂しい思いをさせてしまうかもしれません。
将来の選択に影響
両親がそろっていようが、シングルマザーであろうが、子供たちはそれぞれ将来にむけ夢を抱きます。その夢を実現するためにほとんどの親は環境を与えサポートをします。
そういったサポートのなかには、私立校の受験が含まれるばあいもあります。また、スポーツや音楽のばあいですと、専門の指導者をつけなければなりません。
養育費が支払われないばあい、教育的負担をシングルマザーがひとりで背負うことになります。もし、養育費が支払われたとしても、子供を育てるには十分な額ではないことが大半です。
とても残念なことですが、シングルマザーですと、両親がそろっている家よりも将来の選択の範囲が狭くなってしまいます。それは、経済的なことだけではなく、子供をサポートする時間自体が少ないこともあげられます。
まとめ
シングルマザーの再婚相手~再婚のメリット&デメリット~(前編)
シングルマザーの再婚率
シングルマザーでいることのデメリット