離婚を切り出された場合、 離婚しない方法 はあるのでしょうか。
今回は、離婚回避のためにやってはいけない言動をお伝えいたします。
離婚しない方法 ~離婚回避のためにやってはいけない言動~
離婚を切り出されたときにしてはいけないこと
相手から離婚を切り出されたことで感情的になったり、マナーやモラルを無視した行動に出たりするケースが少なくありません。
その場合ますます離婚を加速させてしまうことが現実なのです。
そのためまずは、離婚を切り出されたときにしてはいけないことを理解する必要があります。
NG言動
- 「ほとぼりがさめるまで」と考え、話し合いを先延ばしにする
- 相手のいるところに押しかけて話し合いを要求
- 相手の実家や会社に電話をかけて、居場所を聞き出そうとする
- 相手に「離婚すると損するのはあなた」などとしつこく言う
上記の言動は相手のことをまったく考えずに一方的に離婚を思いとどまらせようとする、非常に身勝手な言動といえるでしょう。
しかし残念ながら別居した夫婦の73%は1年以内に離婚するというデータがあるのです。
相手に離婚を撤回してもらうために時間をかせぐような言動は、「離婚を加速させる」ことにつながるのです。当然ながら夫婦関係の修復は困難になり、手遅れとなってしまうといえます。
手遅れになるまえに
結論から申しますと、離婚しない方法において「奇をてらった」方法は存在しません。しかし日々の生活で離婚に発展させないための「言葉」は存在するのです。
離婚を切り出され先述した「してはいけないこと」をして手遅れになる前に、以下3つの言葉を普段から心がけましょう。
ありがとうの言葉
結婚生活が長いと、「食事の支度をしてくれる」「がんばって仕事をしてくれる」ことが当たり前と感じるようになり、感謝の気持ちがうすれてしまうことは否定できません。しかし1日1回でもよいのです。夫、妻の顔をしっかりと見て「ありがとう」と言いましょう。
ごめんなさいの言葉
「ごめんなさい」を言うことに対し、プライドや照れ、面倒だと思う方もいることでしょう。
しかし自分が子どものころや自分の子どもに、「悪いことをしたら素直にあやまろう」と親に教えられ、また親として教えているのではないでしょうか。このことは大人になった今も同じことなのです。
自分に落ち度があった場合は、夫、妻に対して素直に「ごめんなさい」と言うことが大切です。
ただいま、おかえりの言葉
ふだん何気なく使用している言葉ですが、「おたがいをねぎらう」意味合いが含まれていることを意識している方は意外と少ないようです。
そのため相手が何事もなく無事に家へ帰ってくることを、当たり前と思いがちになるケースも多いのです。「ただいま」「おかえり」の言葉で、おたがいをねぎらう気持ちを忘れてはいけません。
上記を見てみると「コミュニケーション」であることがわかります。そして一見しますと3つの言葉すべては、当たり前と考える方が多いかもしれません。
しかし実際は、その当たり前のコミュニケーションがとれていない夫婦が多いことが現実なのです。
コミュニケーション不足によっておたがいに不信感や不満をいだくことで結果、離婚に至ってしまうケースがあることもまた現実です。
したがって先述した3つの言葉を夫、妻に伝えて普段からコミュニケーションをとることが、離婚に発展させないための方法といえるのではないでしょうか。
しかし中には、「相手の顔をみたくない」「口もききたくない」と考えるまでになってしまうことも否定できません。
そうなった場合、夫婦2人だけで解決することは困難といわざるをえません。
その場合は第三者、つまり弁護士などの専門家に依頼を検討することが望ましいでしょう。
離婚しない方法
離婚しない方法として前の項にて3つの言葉、コミュニケーションをとることが大切であると説明しました。
これらを要約しますと、「あたりまえのことに感謝する気持ち」といえるのではないでしょうか。
結婚生活が長い夫婦はおたがいに慣れや照れ、プライドなどが邪魔をして感謝の気持ちを伝えることを忘れています。
また「言わなくてもわかるだろう」と考えている夫婦もいることが非常に多いのです。
繰りかえしになりますが、コミュニケーション不足は不信感や不満を生み出し、離婚を加速させます。
「あたりまえのことに感謝」する気持ちを忘れることなく、円満な夫婦関係を築いていきましょう。
まとめ
離婚しない方法 ~離婚回避のためにやってはいけない言動~
離婚を切り出されたときにしてはいけないこと
手遅れになるまえに
離婚しない方法