離婚 手続き も大変ですが、離婚後の手続きも役所関係、年金関係、銀行関係とおおくあり大変です。 順番 に効率よくすすめましょう。
今回は、離婚後の手続きに必要となる書類や持ち物をご紹介いたしますので、入念に準備しましょう。
離婚後の手続きの順番 ~効率よく手続きをすすめるために~
市役所での手続き
効率よく手続きをすすめるためには、まずは期限の定められている市役所関係の手続きを先に終わらせましょう。
国民健康保険への加入
元夫の扶養であった場合、元夫から「資格喪失証明書」を出してもらいましょう。そのうえで本人および子どもの加入申請をおこなってください。
住民票の移動
住所が変わる際には必須となります。なお、市外へ住所を変更する場合は「転出届」を現在の市役所に提出し、新しい市役所に「転入届」を提出しましょう。
国民年金の加入
元夫の厚生年金に加入していた場合、国民年金に加入する必要があります。すでに就労していたり、新しい職場にて厚生年金に加入できていたりするのであれば、手続きは不要です。
印鑑登録
印鑑登録が必要となるのは、「名前が変わった」「印鑑登録が必要な書類がある」場面です。
身分証の書き換え手続き
マイナンバーを所持している場合には書き換えが必要となります。
運転免許証や銀行の手続き
市役所等の手続きがすべて終わったら、次は以下5つの手続きを行ってください。
運転免許証の書き換え
運転免許証は、名前や住所が変わった際に書き換えが必須となります。なお書き換えを行う場所は、住所を管轄する警察署です。
運転免許証は身分を証明するものとして使用頻度が高いため、早めに書き換えを行うことが望ましいといえるでしょう。
預金通帳の名前、住所の変更
離婚をして名前や住所が変わった場合、預金通帳の名前や住所の変更手続きが必要です。
※手続きの際に、新しく登録する印鑑が必要となります。そのため、前の項で説明した「印鑑登録手続き」を市役所で忘れずに行って下さい。
年金分割の手続き
年金分割の手続きは、将来受け取る年金額がふえます。ですから年金分割の手続きは忘れずに行っておくべきといえるでしょう。
ですが、元夫が自営業の場合はできませんので注意が必要です。なお年金分割の手続きは、年金事務所にて行うことができます。
水道光熱などの契約情報変更
名前、住所が変わった際には必要な手続きです。またクレジットカードで支払いをしていたのであれば、こちらもあわせて契約情報変更手続きを行ってしまいましょう。
理由は本人確認のときに、クレジットカード情報の提示をもとめられるからです。
郵便物の転送手続き
離婚により住所が変わる場合には郵便物の転送手続きが必要です。
なお手続きは郵便局で行いますが時間がない場合、インターネットでも行うことが可能です。
手続きに必要な物
離婚手続きにおいて必要書類などの不備は、時間と労力の大きなロスにつながります。以下に必要なものをまとめましたので、参考にして下さい。
市役所で必要なもの
国民健康保険
- 離婚受理証明書・健康保険書・健康保険資格喪失証明
住民票の移動
- 同市内への引っ越しの場合は転居届
- 別市内への引っ越しの場合は転出届と転入届
国民年金の加入
- 年金手帳・離婚受理証明書
印鑑登録
- 実印・認印・銀行印・印鑑カード
運転免許証の書き換え
- 住民票・現在の免許証
預金通帳の名前、住所の変更
- 通帳・取引印鑑・新たに登録する印鑑・身分を証明するもの・住民票の写し
年金分割の手続き
- 年金分割の合意書・本人および元夫の戸籍謄本・年金手帳
水道光熱などの契約情報変更
- 料金支払い用紙・支払いで使用しているクレジットカード
郵便物の転送手続き
- 離婚受理証明書の写し・身分を証明するもの
離婚は結婚と違い、多くのエネルギーを必要とします。今まで説明した手続きの順番や手続きに必要なものを理解し、効率よく手続きをしていきましょう。
まとめ
離婚後の手続きの順番 ~効率よく手続きをすすめるために~
市役所での手続き
運転免許証や銀行の手続き
手続きに必要な物