「離婚してシングルマザーになる前に知っておきたいシングルマザー基礎知識(前編)」では、離婚前に準備したいことや父親不在のため困る点などをご紹介しました。後編では、 離婚 をして シングルマザー となった際に利用できるサポート制度やメリットをご紹介します。
離婚してシングルマザーになる前に知っておきたいシングルマザー基礎知識(後編)
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シングルマザーの子育て
子供がいて離婚する場合は、子供を保育園に預けて働かなければなりません。一般的には母子家庭は優先的に認可保育園に入園できると言われていますが、待機児童が多い地域になると、母子家庭であっても認可保育園に入れないケースもあります。
その場合は認可外の保育園に子供を預けることになりますが、認可外の保育園は認可保育園に比べて保育料が高額になり、ある程度の給与がないと収入のほとんどは保育料に費やすことになってしまいます。
また、子供が病気になって保育園に預けられなくなったり、学校を休むことになった際はどうするのか、も考えておく必要があります。仕事を休めれば一番いいのですが、頻繁に休むと職場にいづらくなる可能性も出てきますし、仕事の都合上、どうしても休めない日もあるかもしれません。
どうしても休めないときには、実家の親に頼ったり、病児保育を利用したり、ファミリーサポートに預けるなど、の対策が考えられます。事前に利用登録が必要な場合がありますので、費用なども含めて事前に調べておくとよいでしょう。
シングルマザーのメリット
シングルマザーのメリットとしては、子育てを基本的に自分一人で行うため、大変ではありますが夫や夫の両親など、子供の教育などに関して口出しをする人がいない分、気楽で自由という点があります。
また、母子家庭に対しては国や自治体の援助が手厚い点もメリットと言えます。制度などを把握して、上手く活用できるとよいでしょう。
掃除や洗濯など、生活も自分のペースでできることもメリットの一つです。食事の準備や洗濯なども人数が減ることで楽になるケースもあります。また、家に自分の友達を呼びやすくなったり、交友関係に変化が出る人も多いようです。
そして、何より一番のメリットは離婚によってそれまで悩まされてきた問題から解放され、新しい生活を送れることなのではないでしょうか。
シングルマザーになることで、デメリットもたくさんありますが、そのことを思い悩むよりも、メリットに目を向けて子供との生活を楽しめれば自分の選択を後悔することなく笑顔で過ごすことができるのではないでしょうか。
まとめ
離婚してシングルマザーになる前に知っておきたいシングルマザー基礎知識(後編)
シングルマザーの子育て
シングルマザーのメリット