離婚 を考えた場合、 メリット や デメリット を推し量ることで悩む方も多いことでしょう。しかし、離婚のまえに別居をすることで、自分の気持ちに向き合う余裕もうまれます。
子供がいる場合は、相応の覚悟が必要です。今回はメリットデメリットに視点をあてつつ、別居についてもみていきます。
離婚のメリットデメリットは?別居の選択肢もあり
離婚のメリット
物事にはかならず表と裏があり、離婚も例外ではありません。メリットはデメリットにもなります。「逆もしかり」。そのことをしっかりと認識するべきでしょう。
離婚のメリットは以下の4つです。
相手に非がある場合、慰謝料を請求できる
相手の不貞行為により離婚をした場合、慰謝料を請求することができます。主に浮気やDV、相手が生活費を入れない、相手が借金をくりかえすなどです。ほぼ確実に慰謝料を請求できるでしょう。
心機一転、新しい人生を歩むことができる
結婚生活で閉塞感をおぼえていた方は、離婚により解放感をあじわうことができるでしょう。また、解放されたことにより精神的に楽になるケースが非常に多いようです。そのため新しい恋愛、結婚生活にむけてきもちを一新することで、前向きに生きていけます。
以前より子供の笑顔を見るようになった
相手が子供にたいして愛情を感じていなかった場合、子供にとって非常につらい毎日を送っていたことは言うまでもありません。しかし離婚することで子供に笑顔がもどり、心から楽しめる毎日を送れることでしょう。
自分の時間が確保できる
子供がいない場合は離婚することで、自由な時間が圧倒的にふえます。そのため、好きな趣味や新しいことに挑戦できるチャンスがひろがります。
離婚のデメリット
離婚においてメリットは、逆にデメリットになりうるケースが非常に多いようです。特に子供がいる場合、メリットが転じてデメリットになる可能性があります。そのことを覚悟する必要があるでしょう。
離婚のデメリットは以下の4つです。
経済的に不安定となる
共働きであった場合、離婚により一人で生活費をかせがなくてはなりません。そのため体調が悪くても仕事にいく必要にせまられます。したがって経済的に不安定となるうえ、心身も不安定になる可能性が高いといえます。
子供がいる場合、自分の時間がなくなる
子供がいる場合、離婚により子供中心の生活になることは否定できません。そのため自分の時間がきょくたんに減ります。日々の仕事と家事、子育てすべてを個人でこなす必要があるため、心身ともに消耗するケースが多いのです。
自分が原因で離婚した場合、親権をとられることがある
原則、未成年であれば離婚をすると、親権は母親になるケースがほとんどです。それを逆手にとり、好き勝手にふるまう母親も存在します。
しかし悪質な浮気や子供に被害がおよぶと判断された場合、父親に親権がいくケースも決して少なくありません。また、子供に会いたくても一方の親の都合により会わせてもらえない可能性も否定できません。
子供に辛い思いをさせる可能性がある
親が原因で離婚をしても子供は、「自分のせいだ」と思い込むことが非常に多いようです。したがって、子供の精神的なフォローをふくめ親権がある方は、相応の覚悟をもとめられます。
別居も視野に
感情にまかせて離婚をした場合、引きかえすことはできません。感情的になっていると判断できるのであれば、いちど冷静になるべきです。
そのうえで自分の気持ちを見つめなおす時間が必要ではないでしょうか。後悔してからでは遅いのです。別居であれば、「やりなおしたい」と思った場合も引きかえすことは可能です。
離婚をどうとらえるか。「子供が第一」
離婚をすることで幸せをかんじるか、逆に不幸とかんじるかは、個人のとらえかた次第でかわります。しかし子供がいる場合、メリットであったはずがデメリットとなり、苦しい思いを味わうケースも少なくありません。
子供は、「僕(私)のせいでこうなった」と自分をせめることが多く、今後の人格に影響をおよぼすことは否定できません。
しかし、承知のうえで離婚をするのであれば、「子供を育てあげる覚悟」「子供を幸せにする覚悟」が必要不可欠です。離婚を検討している夫婦は、今一度気持ちにむきあうべきではないでしょうか。
まとめ
離婚のメリットデメリットは?別居の選択肢もあり
離婚のメリット
離婚のデメリット
別居も視野に
離婚をどうとらえるか。「子供が第一」