結婚した夫婦の生活スタイルは夫婦によって異なります。結婚をするうえで子どもがほしいと考える夫婦もいれば、子どものいない生活を選択する人もいます。
しかし、 子なし の夫婦は 離婚 しやすいとも言われています。本当に子どものいない夫婦は離婚しやすいのでしょうか?
子なし夫婦は離婚しやすいというのは本当?
離婚理由として多くあげられるもの
まずは子どもがいない夫婦の離婚理由についてご紹介します。
まずは、夫婦で生活していくうちに不満が溜まってそれによって離婚するということはよくあります。これはいわゆる「性格の不一致」です。
これまで結婚するまで別々の環境で生きてきていますので、生活習慣や生活スタイルは異なっています。ですので、どんなに仲のいい夫婦でもそういった生活習慣の衝突はあるものです。
しかし、その衝突があっても仲良くできる夫婦もいれば、その衝突が多くなっていき夫婦仲が冷え込んでそのまま離婚を選択するという夫婦もいます。そういうった心のすれ違いからの離婚は子どもがいてもいなくてもあります。
あとは、子どもがいないことから夫婦で過ごす時間だけではなく自分の時間も大切にすることができます。
しかし、自分の趣味に使う時間が多くなってきたり、仕事で忙しくなっていくことで夫婦2人で過ごす時間がなかなか取れなくなっていきます。
そのうち夫婦の心のすれ違いが多くなっていくことでお互いがただの同居人のような存在となり、結婚生活を続ける意味がなくなって離婚するということがあります。
あとは、浮気や不倫などの異性問題や浪費癖や借金などの経済的な問題などもあげられます。
子宝に恵まれずに不仲に
先ほどあげた離婚理由は、子どもがいる家庭でもいない家庭でも言われているものです。
しかし子なし夫婦の離婚の理由には、子宝に恵まれずに夫婦仲が悪くなってしまったという子なし夫婦特有の離婚理由もあります。
よくメディアでも話題となっていますが、子宝になかなか恵まれずに「不妊治療」をするという夫婦も多いです。不妊はプライベートな問題ですので夫婦間でも腹を割って話すということが難しいです。
さらに周囲の人にも相談しにくいので、夫婦間で問題を抱え込んでしまうので、その状況に夫婦ともにストレスが溜まってしまいますので、夫婦喧嘩がおおくなってしまいます。その状態が続くと夫婦不仲となってしまい、離婚を決断してしまうようになります。
また夫婦で力を合わせて不妊治療に挑むという選択をしたことによって、夫婦仲がよくなったというケースもありますが、不妊治療でなかなかいい結果が得られないという状況が長期化すると高額な治療費や精神的なストレスが溜まっていきます。
特に女性は友人や周囲の人たちの子どもを産んだという話を耳にしたり、子どもと仲睦ましい姿を見たりすると余計に苦しくなります。そういった状況からイライラしている時間が多くなり話しかけづらい雰囲気になります。
さらにピリピリしている雰囲気でちょっとした発言に傷ついたり、落ち込んだりする妻への気遣いに夫が疲れてしまうことで夫婦関係が冷え切ってしまうこととなり、さらに不妊治療がうまくいかなくなります。
不妊治療の苦痛や副作用は女性の体でしか感じることができませんのでなかなか男性には理解できないことが多く、不妊治療中の女性からすればその理解してくれない夫が腹立たしく夫婦喧嘩のきっかけになってしまうこともあるようです。
ですので、不妊治療をすると決める前に精神的にも肉体的にも負担があることを夫婦ともにしっかりと理解してから挑戦してみてください。
子なし夫婦が離婚しやすいと言われている理由
子どもがいると子どものことを考えると片親になってしまうことは子どもの教育環境としてよくないという思いや、子どもと離れたくないという親心から離婚をためらうので、我慢してしまうことが多いのですのですが、子どもがいない分離婚を引き留める理由がないので、自由度が高いので、離婚しやすい状況であるといえます。
しかし、子どもがいないからといって夫婦仲が必ずしも悪くなるわけではありません。夫婦2人で生活していれば、子どもがいる夫婦とはまた異なった夫婦の楽しみがあります。
ですので、夫婦となったからには必ず子どもを産まなくてはというようなプレッシャーを感じる必要はありません。
夫婦間のコミュニケーションがしっかりとれていれば、子供がいてもいなくても離婚の心配をする必要はありません。
まとめ
子なし夫婦は離婚しやすいというのは本当?
離婚理由として多くあげられるもの
子宝に恵まれずに不仲に
子なし夫婦が離婚しやすいと言われている理由