離婚 の 報告 は誰に、どのタイミングでするものなのでしょうか。また、離婚報告をする際の注意点はあるのでしょうか。会社勤めをしていれば事務手続きがあるので総務や人事にしなければなりません。両親にも離婚報告はすべきでしょう。
では、友人には離婚報告はすべきなのでしょうか。
離婚報告のタイミングと注意点 ~誰に離婚報告をする?~
保証人への離婚報告
婚姻届と同じで離婚届も保証人が2人必要です。離婚に至るまでの経過をお互いの親や兄弟に相談している場合、最終的な報告の準備はできていると思います。
親へは報告と同時に保証人になってもらうとスムーズに役所に離婚届を提出できます。そういう点では最初の報告はお互いの親になる事が多いと思います。
お互いの両親への離婚報告
結婚と同様に離婚もそれぞれの親にきちんと会って報告するのが望ましい事です。家族になった間柄なのですから心配をかけた事やがっかりさせた事等と同時に気まずい雰囲気はあると思います。
誰が悪いとは言っても夫婦がお互い至らなかったという思いを一言でも伝えると、後々のわだかまりも最小限にできるはずです。
特に子どもがいる場合は夫婦関係を解消するだけで子どもにとっては親であり孫の関係も続きますから、今後も最後まで大人としてきちんと誠意を持って接する事です。
子どもが祖父母に会いたいと言ったら遊びに行きやすい環境にしておく事も必要です。また祖父母としても孫が遊びに来てくれる事は嬉しいはずなのです。
今後頼る事がないとは言えません。難しく考える事はないので誠意を持って報告すれば、きっと今後も良き相談者として力になってくれるはずです。
会社への離婚報告
最近は結婚でも会社へは報告だけという人が増えましたが、結婚式をあげて披露宴まで行った場合、夫の会社の上司に仲人をお願いしているケースも多いと思います。そう言った場合、離婚の報告をする事は最低限のマナーです。
仲人でなくても直属の上司には報告だけはしておく必要があります。事細かな理由は必要ありませんので「いろいろあって一人になりました」程度に留めておきます。
また、会社では事務的な手続きもあるので、総務・人事の担当者に必ず報告が必要です。これはあくまで離婚届を正式に提出してからです。提出以前に報告しても手続きができません。
小さな規模の職場の人は同じように経理全般を任されて社員のお世話をしている担当者に報告します。
繁忙期や決算期等に当たってしまっている場合は一言「お忙しい時期に申し訳ありません」という言葉をかける配慮も必要です。
特に女性は苗字が変わる人がほとんどだと思います。速やかに伝えておくと迷惑をかける事はありません。
会社は仕事をする場所です。周りの人にはあくまで気をつかわせないモードでいる事が大事です。
毎日顔を合わせる職場の人達ですから何となく少しずつ気が付いてそっとしておいてくれるものです。
世代による離婚の受け止め方
一般的に本気で離婚を考えている人は誰にも相談をしない人が多いと言われている通り、突然の離婚報告に驚きを隠せない人もいる事と思います。
年齢が高い程、離婚に対しての理解が得られにくいという傾向はどうしてもあります。特に女性に対する女性の受け止め方は意外に厳しいようです。
「最近の人は辛抱が足りないのでは」という同性ならではの思いもあり人生の先輩として重なる部分があるようです。
同じ年代の信頼できる人がいてくれると心強いものです。
同じ立場にならなければ理解されない事ではありますが、ゆっくり話を聞いてもらえるような関係の人がいれば落ち着いた頃に誰かと話をするだけでも随分気持ちが救われるものです。
年賀状での離婚報告
転居届を出す暇もなく年賀状の季節がやってきます。結婚してから年賀状を出していた人はこれが役に立ちます。
新年早々に離婚の報告という訳ではありませんが、差出人が夫婦連名ではなくなりますからたいていの人はそれを見て、もしかしたらと気が付いてくれるものです。
苗字を旧姓に戻さない女性も連名ではなくなります。また「住所が変わりました」と書いておくと転居届の手間も省けます。意外に人の住所はあまり見ていないものなので、一言書き添えておくと良いです。
普段は面倒に思う事もある年賀状ですが、意外な所で役に立ってくれるメリットもあります。最近はメールで新年の挨拶を済ませる人もいますが、やはり筆不精せずにいた人にはそれなりのメリットはあるという事です。
このようにいろいろな人への報告を考えてみると、離婚したからと言ってネガティブなイメージを与えないという気持ちが大事です。長い人生の中で離婚は決して悪い事ばかりではありません。
また新しいスタートを切っての再出発できるのです。2度目の結婚で本当の幸せを掴む人もいます。
人生の中で最後の報告だという事を誓って前進するのみです。
まとめ
離婚報告のタイミングと注意点 ~誰に離婚報告をする?~
保証人への離婚報告
お互いの両親への離婚報告
会社への離婚報告
世代による離婚の受け止め方
年賀状での離婚報告