離婚 の 話し合いできない 夫婦が増え、離婚調停や裁判離婚は増加傾向にあります。現代は共働き世帯が増えたこともあり日常的にコミュニケーション不足の状態に陥っています。
そのような状態で離婚を考えたときには、話し合いができない状態まで夫婦関係が悪化している場合もあります。
離婚したいのに話し合いできない 離婚調停・裁判離婚の増加
時間がない
3組に1組は離婚しているという時代ですが、離婚に至るまでの経緯は人それぞれです。
離婚の仕方についても、一般的には協議離婚(双方話し合いで離婚)という形が一番多いでしょう。
しかし、最近では裁判所を介して行われる離婚調停や離婚裁判なども決して珍しくはありません。むしろ増えているといっていいでしょう。なぜ増えているのかというと、直接話し合いできない夫婦が急増しているからです。
これは、ただのコミュニケーション不足ということだけでは片づけられません。共働き家庭がほとんどの中、お互い忙しいのもあり、それだけでコミュニケーションは減っていきます。その状態が続くとすれ違いの原因になるのは言うまでもありません。
その状態が続き夫婦のどちらかが離婚を考えたときには、もうすでに後戻りのできない状態にまで行き着いているかもしれません。
男性は話し合いできない
夫婦が話し合いできない理由については、そもそも男性のほうが話し合いを苦手とする場合がよくあります。妻は話し合いたくても夫側がそれを避けて拒絶してしまったりすることも珍しくありません。
男性は思考的に考え結果を求めようとするのに対し、女性は感情論が優先的になり、必ずしも話し合いの最後に答えや結果を求めない場合があります。女性は絶対的な答えが欲しいのではなく、共感されることを求めているからです。
そのため、話し合いの論点を合わせることが難しくなることもあり、2人だけで話し合いをすることが難しくなるケースが積み重なっていくのです。
話し合いとは
夫婦になると、話し合いが苦手という理由だけでは避けて通れないときが必ずおとずれます。
子供がいる家庭であれば、なおさらそのような場面が増えていきます。そうなったとき、喧嘩をすることを覚悟の上で挑むかたもいらっしゃるでしょう。
そのような場面で大切なのは、お互いの意見を尊重する姿勢です。相手の意見に納得がいかなかったり、自分の意見とまったく違ったとしても、元は他人であり同じ人間ではないので仕方のないことです。
決して相手の意見だけを優先的に考える必要はありませんが、自分が思う意見と違うことに対しすべてを拒否するのではなく、まず相手の意見を受け止めたうえで自分の意見を話すことが大切です。
夫婦の間で話し合うことは、必ずしも結果や答えが必要とは限りません。相手がどんなことを考え、なにを思っているのかをしっかり受け止めてあげなければ、毎日一緒にいる夫婦が生涯一緒に暮らしていくのは難しいのではないでしょうか。
話し合いできない夫婦
話し合いできない夫婦がもし離婚をしなければいけなくなったとき、話し合いで離婚の調整ができないという壁にぶつかるかもしれません。そのようなときには、裁判所を介して行われる離婚調停というものが、一般化されつつあります。
女性が離婚をすると決断したとき、切り替えが早いため次の段階に行動を移すのが早い傾向にあります。そのときにまず話し合うという形ではなく、別居を選択することが多くあります。
なぜなら、話し合う必要もなく離婚をすでに決断しているため、話し合いをする必要性を感じなくなっているからです。
話し合いをする間もなく出ていってしまい、夫側の自宅に届くのは、離婚調停を知らせる手紙であることも珍しくはありません。
夫婦として一緒に築いてきたものの結果が、たった紙一枚で決められてしまいます。
そのようにならないためにも、日ごろ何気ないことでもかまわないので、お互いに歩み寄ることが大切です。
喧嘩をしているくらいであればまだ救いようがあるかもしれませんが、肝心なことが話せなくなってしまったら、もう終わりを知らせるカウントダウンが始まっているのかもしれません。
まとめ
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時間がない
男性は話し合いできない
話し合いとは
話し合いできない夫婦