離婚 の 話し合い をおこなわないと、子供の事柄に関して後々トラブルが発生することが昨今多いようです。
今回は、親権や養育費、面会交流の権利について、話し合いのすすめ方をご紹介いたします。
離婚の話し合いの進め方 ~親権・養育費・面会権~
離婚後の子供に関してのトラブル
離婚する際には協議離婚であっても調停離婚であっても、離婚に向けての話し合いは必要になってきます。しかし、この話し合いの場で決めておかなかったことであとで相手からごねられてトラブルになることもあります。
例えば養育費のことで離婚前に事前に決めていても養育費を滞納されることや、子どもを連れて離婚した方が再婚した際に養育費の支払いはどうするのかということでトラブルになりやすいようです。
ほかにも、財産分与のことなどでもトラブルになりやすいようです。また、養育費の話も出しましたが子どもに関してのトラブルも多いようです。子どもとの面会のことなどでトラブルを抱えてしまいます。
離婚or修復
ここからは、離婚の話し合いについてしっかり決めておくべき話についてご紹介します。
まずは、今後の夫婦のことをしっかりと決めておくことです。本当にこのまま離婚するのか、それとも離婚せずに関係修復に努力するのかということを決めておきます。
できれば、離婚はしなくないというのは誰もが同じ意見だと思います。なぜなら、離婚をした人をバツイチと呼ぶように、離婚をすることで戸籍にバツがついてしまうからです。中にはそれを戸籍が汚れたと感じる人もいるくらいです。
そのくらい今後の人生において離婚をするということはリスクを背負うことになってしまうのです。ですので、本当に離婚をしてしまっていいのかどうかということはしっかりと協議してください。少しでも関係修復の可能性があるのであれば、今すぐ離婚を決心する必要がないかもしれません。
また、一時的な感情で離婚したいと思っただけかもしれませんので、離婚後に後悔しないためにもここはしっかりと決めておいてください。
親権・面会交流
次に子どもが夫婦間にいた場合には子どものことについて決めておくことが必要です。子供についてのことはかなり慎重になる必要があります。なぜなら、結婚しているときは子供の親権は夫婦で共有しているのですが、離婚したあとはそういうわけにはいきません。
どちらかが、親権を持ち子どもを養育する必要があり、親権を持たないほうは、子どもと離れて生活することになります。子ども好きであれば、この喪失感はとても大きなものになってしまいます。子どもと会うためには子どもとの面会を定期的に行えるようにしっかりと決めておく必要があります。
また反対に子どもとの面会希望について相手から明言されなくても、子どもの福祉のためにも子どもが離婚し離れた親と会いたいと願った時には会わせる必要があります。
もし、相手が子どもに無関心で面会をする気がない様子であっても、子ども本人が会いたいと願った時には面会するように決めておかなくてはいけません。
養育費
お金のことは最もトラブルになりやすいものなので、必ず抜け目なく決めておく必要があります。離婚後にはなにかとお金が必要になりますので、しっかり決めてください。お金の決め事といえば、大きく分けて財産分与、慰謝料、養育費などがあげられます。
慰謝料は誰もがもらえるわけではなく、相手に過失があると認められた場合にのみ発生するものですが、相手から受けた仕打ちによって肉体や精神に苦痛を受けた場合にはしっかりもらっておく必要があります。
また、子どもを育てていくうえで養育費は大切なものです。月々の金額や支払日、支払い期間を決めておく必要があります。
まとめ
離婚の話し合いの進め方 ~親権・養育費・面会権~
離婚後の子供に関してのトラブル
離婚or修復
親権・面会交流
養育費