離婚話 を切り出す前に、もう一度夫婦関係の修復を試みてはいかがでしょうか。離婚後に離婚を後悔する方も多いようです。
失ってはじめてパートナーの大切さに気づくものです。離婚話をする前にもう一度考えましょう。
離婚話をする前に ~もう一度復縁を試みるには?~
離婚話をする前に会話をはじめよう
言葉を交わすテンポが心地よい、思いもよらない切り返しが楽しい、笑い声が好き。心が通っている二人にとって、話はプラスの感情を伝えあう楽しいことでした。
どうしてそんな楽しいことが減っていくのでしょうか。離婚を考えた今、あの頃と同じような話はできなくなっていませんか。
話をすることは基本的にはお互いをわかり合うためになされます。話すテンポや音、理解するまでのスピードなど細かい項目は山のようにありますが、それらを一つの個性として人は人を受け止めます。
自分にないことは新鮮で、新しい出会いはおおむね楽しいこととして認識します。
同じことが繰り返されると人はそれに慣れ、新しい楽しさを求めるようになります。慣れるという事はわかるという事と似ています。
内面にはもっと面白い発想や、興味を持てる分野が隠れていても表に出てこなければわかりません。
話すことが減っていく理由の一つはわかってしまったからなのです。
聞き上手になろう
でも本当に相手のことを理解しているのでしょうか。新鮮さはなくなっても見解や見識に驚かされることは今もあるはずなのですが、それを感じないのはひょっとしたら話を聞く側に問題があるのかもしれません。
慣れてしまうのは聴く側で、話す側は話すことに飽きたりしないのです。聴く側が退屈そうな表情を浮かべ本気で聞いていないことがわかると、人は言葉を飲み込み始めるのです。
出てこない言葉に反応することはできませんから会話の機会は減ることになります。
わかったつもりになっていてもそれはただ相手の表面上に現れるものに慣れてしまっただけのことなのかもしれません。
男女の違いを知る
離婚を考えているのですから、建設的に何かを話そうという気持ちにはなかなかなれないでしょう。
せっかくこちらが忙しい中時間を作っても全く応えない、頑張って話しかけても上の空と、がっかりすることも多かったのではないでしょうか。
「質問すること」で会話を作っていくという方法がありますが、「外で働いてきているのだから家の中では休みたい。」と休むモードのお相手にどれだけ頑張って振ってみても、求める答えが返ってくることは望めないと考えてしまっても無理はありません。
でも、このままだと溝は埋まりません。
人が相手に求める反応は笑ったり、感心したり、うなずいたりとさまざまなものがありますが、「つながった」と思える瞬間を持てるかどうかが鍵になるようです。
多くの言葉で説明するより目が合った瞬間にわかるという事ができるのは、実は世界の中でも多くはない日本人ならではのことなのです。
相手の意図を察しあうことが得意とされるローコンテクスト文化と呼びます。
小さな子どもが言葉で説明しきれないとき察してあげますよね、それが得意という事です。お二人が同じ国に生まれ育ったのであればこの部分は共有していることになります。
決定的な違いはお二人が女と男であるということです。男性の場合、問題なく進んでいることに関して多くの場合改めて話そうとはしません。
女性は話をすることで共感します。決めつけてかかるわけではありませんが、お互いにそういった特性があるという前提で考えると機会が作りやすいのではないでしょうか。
コミュニケーション能力を育てる
仕事、家事、子育て、おつきあいとどれをとっても時間はかかるものばかりです。
お互いに協力してことを進めたいのにどちらかが自分の事情に逃げ込んでしまえば協力関係は築けません。
長い時間話すことができないのなら質の良い短時間の話ができるとお互いの回路が開くかもしれません。
お互いの違いを認め合ったうえで話すことよりも聴くことに重きを置いてみるのはいかがでしょうか。よい聴き手がよい話し手を育てるのです。
まとめ
離婚話をする前に ~もう一度復縁を試みるには?~
離婚話をする前に会話をはじめよう
聞き上手になろう
男女の違いを知る
コミュニケーション能力を育てる