いまや 離婚 にいたる夫婦は3組に1組といわれています。一度は結ばれたにも関わらず、離れ離れになってしまうのは残念なことです。
しかし中には、離婚をしたのにまた同じ相手と再婚するという夫婦もいるのです。その 復縁率 と、復縁しやすい・しにくい離婚理由を、それぞれ解説していきます。
離婚した夫婦の復縁率と復縁しやすい離婚理由とは
離婚した相手と再度結婚する確率は
離婚したのに、また同じ相手と結婚した夫婦の割合というものには、どこかの機関が正式に公表したようなデータはありません。なお、結婚する夫婦のうち、夫婦がともに再婚者である割合は、約1割とされています。
離婚をした理由や状況にもよりますが、人によっては、「恨み合って離婚した相手との再婚なんてあり得ない!」と声を荒げることもあるでしょう。
しかし中には、「離婚をする以外に選択肢がなかったが、本当は悔やんでいる」「いざ離婚してみたら大切さに気づいた」など、離婚を後悔している夫婦もいるのではないでしょうか。
離婚に至った原因が解消した場合は復縁率アップ?
それでは、復縁しやすい離婚理由とは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
義実家との関係性がよくなかった
義実家から遠く離れて暮らすことが可能になった、義理の両親が亡くなった・施設に入ったなどでその問題が解消されたと判断できれば、復縁も可能でしょう。
子どものために夫婦がそろっていることが大切だと気づいた
子どものために定期的に家族がそろうようにしている、学校等のイベントには両親ともに参加しているなど、離婚をしても、子どものために夫婦同然の関係性を維持している元夫婦もいるのではないでしょうか。
そんな中で、家族の大切さに改めて気づき、復縁を選ぶ夫婦もいるようです。
互いに歩み寄る余地がない場合は復縁が難しい
反対に、復縁が難しい離婚理由とは、どのようなものがあげられるのでしょうか。
DVやモラハラなど、許しがたい行為があった
加害者側の人間性に関わる理由によって離婚に至った場合、加害者が口では「もうしない」と言っても、改心していない可能性が充分にあります。また同じことを繰り返される可能性を考えるのであれば、復縁しないのが賢明です。
いわゆる「性格の不一致」による離婚も、お互い許しがたい理由があった上での離婚になるものなので、復縁は考えにくい場合が多いようです。
離婚の際に相当揉めた
離婚の話し合いというものは、冷静にできる方もいれば、大声をあげたり怒鳴りあったり、いわゆる「泥沼化」する方もいます。揉めた度合いが大きければ大きいほど、恨みがつのり、復縁は難しいことでしょう。
復縁したからには再度離婚してしまわないよう注意
さまざまな事情により、離婚した相手との復縁を果たすことになった場合は、決してもう同じことを繰り返さないという心からの決意が必要になります。
離婚、復縁、また離婚という道をたどった場合、まわりの人々も、呆れてなにも言えなくなってしまうことでしょう。
もちろん、やむを得ない状況による離婚だったと周囲も認識している場合においては、祝福されることもあるはずです。
しかし離婚した相手との復縁による再婚は、なかなか周囲からは認めてもらえなかったり、反対の声があがったりすることも多いのではないでしょうか。
それを振り切ってでも復縁を選ぶ場合には、それ相応の覚悟が必要になるということです。
夫婦の気持ちが同じ強さで、その決定内容で合致しており、どうしてもその相手ではないといけない、もう一度同じ方向を向いて歩いていきたいと決心できる場合のみ、離婚相手との復縁は選択してよいものだといえるでしょう。
まとめ
離婚した夫婦の復縁率と復縁しやすい離婚理由とは
離婚した相手と再度結婚する確率は
復縁しやすい離婚理由とは
復縁が難しい離婚理由とは
再婚したからには再度離婚してしまわないよう注意