離婚 を後悔し 復縁 を望む夫婦は意外と多いようです。一旦離婚した夫婦がよりを戻すのは、普通に結婚するよりもかなり難しいことです。
今回は、離婚をした夫婦が復縁をするために解決しておく問題についてご紹介いたします。
離婚した夫婦が復縁するために ~復縁前に解決すべきこと~
離婚原因の解決
いくら離婚を後悔し復縁を望んでも、離婚の原因が残っていたら誰も戻っては来ないものです。本気で別れた相手とやり直したければ、そういったものをすべて解消しておく必要があります。
借金などは一括で返済するか、無理なら少しでも前倒しにして返済し、浮気相手とは別れた上で、もう会わないことを書いた誓約書を作ってもいいでしょう。酒やギャンブルは一切断つくらいの心構えが必要です。
性格の不一致が原因で離婚した場合は、以前とはちがう、人として成長した自分を見てもらうことが大切です。難しいことですが、交流する機会があればそれを逃さないようにして、押しつけがましくない形で、思いやりを持って相手と接するように心掛けましょう。
相手の情報を収集
元の結婚相手と復縁したい場合は、相手が現在どんな暮らしをして、何を考えているか、大体つかんでおく必要があります。
元夫や元妻がまだ自分への怒りを抱えているときに復縁を切り出すのは、愚の骨頂だからです。また他の異性と本格的な交際を始めないうちに手を打つことも大切でしょう。
そのためには離婚時に共通の友人などの人間関係を断ってしまわないことです。離婚後に真面目な生活をし、深く反省していることを周囲にほどほどにアピールして外堀を埋めていきましょう。
その上で復縁を希望していることを伝えれば、仲を取り持つまではいかなくても相手の近況を教えてくれる人がいるかもしれません。ただし離婚がDVや借金など重大な理由でなければの話です。
子どもとの面会に元配偶者も同伴してくるようであれば、さりげなく近況を聞き出すのもいいでしょう。もし子どもとだけ会っている場合も、その話の内容から暮らしぶりを推察することができます。
もし元配偶者が生活に困っている様子なら援助を申し出てみましょう。その際は見返りを期待するような素振りを見せないようにします。
慰謝料や養育費の支払い
もし復縁を望んでいるのならば、離婚するときに元配偶者と交わした約束を守っていることが最低条件です。慰謝料や財産分与、養育費などは滞りなく支払い続けていなくてはなりません。
それが離婚後に自分と相手を直接つなげているものだからです。基本的なことですが、これをせずに復縁だけを希望している人も中にはいるので、肝に銘じておきましょう。
子供との関係修復
離婚後も子どもと会う機会を得ている方は多いことでしょう。面会のときに子どもと親しく話し、近況や気持ちを聞くことができればいいのですが、子どもが反抗的になっていることもよくあるケースです。
子どもには大人の事情はなかなか理解できません。そのためその原因を作った親に素直に従いたくない気持ちがあるのは不自然ではありません。
両親が離婚したことで、子どもは心に強いダメージを受けています。就学前の幼児ならまだしも、学校に行く年頃になっていると、姓の変更や転居や転校による環境の変化は子どもたちの生活を大きく揺り動かします。
まず子どもとの関係を修復しない限り、復縁はあり得ないと言ってもいいでしょう。子どもには、今は理解できなくとも離婚に至った理由を正直に伝えます。その上で一度きちんと謝罪すべきです。
もし面会も拒絶されているようなら、元夫や元妻も目を通していい形で手紙を書いてみるのもいいでしょう。子どもは時間とともに成長するので、和解を急かしたりせず、時間をかけて子どもとの交流を深めていきましょう。
復縁後の入籍
いざ復縁ということになったとき、妻の方は離婚してから半年間経っていないからと、入籍するのを待っている方はいないでしょうか。復縁の場合だけは女性でも半年間の縛りがなく、すぐに入籍することができます。
その場合、すぐ復縁できるのは離婚直前に婚姻していた相手に限られ、過去に婚姻関係があっても直近の配偶者ではない相手とは半年待つ必要があります。また同じ相手と結婚するとはいえ、離婚時に付いた戸籍上のバツはそのまま残ります。
まとめ
離婚した夫婦が復縁するために ~復縁前に解決すべきこと~
離婚原因の解決
相手の情報を収集
慰謝料や養育費の支払い
子供との関係修復
復縁後の入籍