結婚しても結婚生活に耐え切れなくなって離婚してしまう夫婦もいます。近年の離婚率は3組に1組と言われていますが、その原因は思いやりが足りないことが原因であることがほとんどです。
今回は結婚生活に必要な 思いやりの心 についてご紹介します。
離婚回避のカギは思いやりの心
思いやりが見えない
交際期間や結婚当初は好きな相手といつも一緒にいられる喜びから、思いやりの心をもって相手に接することができますが、夫婦でいることになれてしまうと一緒にいることが当たり前になっていき、特別な雰囲気がなくなっていきます。
更に、そこに仕事の忙しさで他のことが考えられない状況や、子育ての忙しさなどで自分の心に余裕がなくなると思いやりの心はうすれてしまうことがあります。
それが、積み重なっていくことで、夫婦間の絆に溝ができてしまう、最終的には愛情が薄れて結婚生活にうんざりしてしまい、離婚に至るということが離婚の根本的な原因になっています。
離婚の理由には、性格の不一致やギャンブル依存、不倫問題など離婚する夫婦それぞれにあると思いますが、これも大本を辿れば思いやりの心をもって接することができなかったことが原因なのです。
つまり、結論としては離婚したくないのであればいつでも夫婦間の思いやりの心をもって接するということが大切なのです。では、次に思いやりの心を表すのにはどうしたらいいのかということをご紹介します。
やってもらって当たり前はダメ!
たとえば、旦那さんが仕事をしていることや、奥さんが家事や子育てをしていることというのはどちらも家族の役割として当たり前のことかもしれませんが、仕事をしてくるのは家族を養うためですし、家事は家族が家で暮らしやすい環境を作るためにしていることで、お互いに家族のことを思ってやっていることです。
仕事や家事をすることは疲れるのは当たり前ですし、できることならやりたくないと思うことも多いものです。それを家族のためにしているのにも関わらず、やってもらったことに対して当たり前だと感じてしまっては思いやりの心がないと言わざるを得ません。
仕事から疲れて帰ってきている旦那さんには笑顔でお疲れ様と一言声をかけてあげるだけで思いやりの心が伝わりますし、家事をすることで家を守っている奥さんには、たまにでもいいのでいつもありがとうという感謝の気持ちが伝えられると、疲れるし辛い仕事や家事でも家族のことを思って頑張ろうという気持ちになるので、夫婦仲を保つという意味だけではなく仕事や家事、子育てに対してのモチベーションを維持することでも必要なことです。
やってもらって当たり前ではなく、やってくれてありがとうという気持ちを忘れないことが大切です。
感謝の気持ちをしっかり言動に表す
たとえば、日々相手に感謝していても態度や言葉に出さなければ相手には伝わりにくいです。せっかく思いやりの心をもっていてもそれが伝わっていなければ相手にも不満に思われてしまいます。
更に自分で感謝の気持ちを伝えないことが当たり前になってしまうと、本当に伝えたい時に照れくさくなってしまって年月が経つにつれて伝えることもより難しくなっていきます。
反対に、年をとっても仲のいい夫婦をみるとお互いに感謝の気持ちをしっかりと伝えられている夫婦であることが多いです。
ですので、どんな形でもいいので感謝の気持ちをはっきりとわかる形で相手に伝えていくことが大切ですし、感謝の気持ちを伝えてもらった時は、その時感じた嬉しさをしっかり伝えておくとより、夫婦の絆は深まります。
直接しっかりと相手に感謝の気持ちを言える人は苦労しないかもしれませんが、中には照れくさくて直接伝えることが難しいこともあるかもしません。
そういった場合には手紙やメール、最近ではLINEのスタンプでもありがとうと伝えられるものが増えてきています。そういった連絡ツールを活用して相手に感謝の気持ちを伝えてください。
そして、感謝の気持ちを伝えられた時は、こちらこそいつもありがとうと伝えられると理想の素敵な夫婦になれると思います。是非、今日から試してみてください。
まとめ
離婚回避のカギは思いやりの心
思いやりが見えない
やってもらって当たり前はダメ!
感謝の気持ちをしっかり言動に表す