離婚を経験した人は世界で1番愛していた人に裏切られたという経験をしたことから 人間恐怖症 になってしまうというケースもあります。もし人間恐怖症となってしまったのならしっかりとしたケアが必要です。
そこで今回は人間恐怖症の チェック 方法についてご紹介します。
離婚で自分が人間恐怖症になったか不安ならチェックしてみよう(前編)
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人間恐怖症ってなに?
では、はじめに人間恐怖症とはどんなものなのかということについてご紹介します。
対人場面にて極度の不安や緊張を感じてしまい、対人関係をうまく構築できないという対人恐怖症や人と話すときに極度に緊張してしまいうまく離せなくなってしまうといったあがり症、そして近年ではよく耳にするようになった「コミュ障」いわゆる「コミュニケーション障害」などをひっくるめて「人間恐怖症」と呼ぶ人が多いようです。
これらは神経症の一種であり、他人の前での失敗した経験が影響する場合や以前は人とのコミュニケーションに苦痛を感じなかったのにもかかわらず、人に裏切られるような経験をしたことから人とのコミュニケーションや人とのつながりそのものに恐怖を感じてしまうようになってしまうことです。
特に離婚を経験した人は結婚生活の中で愛する人の結婚前と結婚後の豹変した姿を目の当たりにしてしまったり、離婚の協議中に本性を現した姿を見てしまうことから、世界でもっとも愛していた人、そして味方だと思っていた人に裏切られるというショッキングな出来事から人とのつながりそのものに恐怖を感じるようになってしまいます。
次第に人と接するときに顔が赤くなったり、汗をかくようになったりしていきます。なかには過呼吸を発症してしまうケースもあるようです。
そうしたことから、離婚後にうつ病やパニック障害を発症してしまうケースもあります。
人間恐怖症って克服できるの?
人間恐怖症の克服は不可能ではありません。しかし、長い道のりになりますし険しい戦いになるかもしれません。
特に離婚後には離婚の手続きなどにも神経を使ってしまい肉体的にも精神的にも疲弊しています。ここで、適切なケアをしておかなくては悪化していきますので、まずは、素直に人間恐怖症である自分を認めるという気持ちが大切です。
人間恐怖症なんて認めたくない、そんなものは弱い人間のなるものだと自分の心の状態を否定してしまうことはもっとも危険な行為であり、悪化させる原因にもなります。
人間恐怖症は弱い心の持ち主がなるわけではなく、あなたはそれほどの試練を与えられてしまって心が一時的に疲れているだけだと今の自分の状況を冷静に分析し、弱っている自分を認めることが大切です。
離婚が成立するまでには先ほどもご説明したとおり肉体的にも精神的にも疲弊します。
そんな苦しい戦いを終えて離婚が成立したのですから、まずは目の前に転がっていた「離婚」という問題を前に逃げずに最後までやりきったことを認めてください。
そして、一時的に弱っている自分を癒してあげようという気持ちで少しずつあせらず人間恐怖症を克服していけば、いつか道は開けます。
まとめ
離婚で自分が人間恐怖症になったか不安ならチェックしてみよう(前編)
人間恐怖症ってなに?
人間恐怖症って克服できるの?