パートナーからの『モラハラ』を理由に、離婚を選択する夫婦が近年増加しています。しかし中には、できれば関係を修復したいと考えている人も多いようです。
そこで モラハラ パートナーに対する“対処法”と“まずするべきこと”2つを まとめ てご紹介します。
脱!モラハラ離婚 まずするべきこと&対処法をまとめて紹介!(前編)
モラハラパートナーにとって、あなたは格下?!
モラハラ加害者の多くは、『自分より弱い人間を探すのが得意』です。モラハラを受けている時点で、モラハラ加害者はすでに被害者を『自分より格下』もしくは『自分より弱い』と認識していることが多いのです。
そのため自分より下と思っている人間に、謝ることも、感謝をすることも、意見を聞くことも、歩み寄ることもできず、指摘されるとプライドが許さず攻撃に出てくるケースがほとんどになります。
モラハラ加害者よりも下だと認識された時点で、被害者への1歩が始まっています。そのままではモラハラから抜け出せず、離婚を回避するのは難しくなるかもしれません。
モラハラ被害者によくある『共依存』から解決しなければダメ!
共依存という言葉を聞いたことはないでしょうか。特定の人に対して、自分の存在意義を認めてもらうことを目的に、必要以上に献身的に接することをいいます。
モラハラ被害者の多くは、最初からパートナーに対してモラハラを認めていたわけではありません。日々の暮らしの中で、パートナーに対処していった結果、必要以上につくしてしまい、ますます深みにはまるケースがあります。
夫婦になったばかりの頃は、お互い育ってきた環境や価値観の違いから喧嘩になることも多々あります。
その中でパートナーが「意見を言っても聞いてくれない」「自分の意見ばかり正しいと思てる」などで話し合いができないと感じ、必要以上の暴言で傷つけられることも増え、月日が経つにつれ「もめるのは嫌だから」「言っても聞かないから」「傷つけられたくないから」と話もせず、相手の意見ばかり通してきてしまってはいないでしょうか。
怒らせないように振る舞ったり、相手の顔色ばかりをうかがったりと、次第にパートナー中心の生活になってしまいます。これを共依存といいます。
共依存は自分の意見を抑圧していくうちに、自己肯定が難しくなり自分を過少評価してしまう傾向にあります。
そのため、モラハラを受けたとしても「自分が悪い」「相手が正しい」と思いこんでしまうのです。そうなってしまうと、加害者は被害者を自分よりも格下だと思い、よりモラハラを行う場合があります。
モラハラパートナーへの対処法として、まず共依存を直さなければモラハラからの脱却は難しいでしょう。
まとめ
脱!モラハラ離婚 まずするべきこと&対処法をまとめて紹介!(前編)
モラハラパートナーにとって、あなたは格下?!
モラハラ被害者によくある『共依存』から解決しなければダメ!