最近、テレビなどで取り上げられることも増え、 モラハラ というものが一般的にも広く知られるようになりました。
「実は私の 夫 はモラハラ夫だった!」などと、最近になって気づく方もいるのではないでしょうか。
モラハラ夫への有効な 対処法 はあるのか、探っていきたいと思います。
モラハラに負けない!モラハラ夫への対処法
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まずは自分の夫がモラハラ夫だと気づく
モラハラとはモラルハラスメントの略で、言葉や態度での精神的暴力のことを言います。
そしてモラハラ夫は常に自分が妻より優位にたっていないと気がすみません。
気に入らないことがあると妻に言葉や態度であたり散らすのです。自分のほうが正しいし、強いのだということを妻に見せつけ、服従させようとするのです。
そんな夫に対し、「仕事で疲れているから仕方がない」「私が悪いのだから仕方がない」と言って暴言などをガマンしてしまう妻もいますが、理不尽な暴言や態度が続く場合は、夫はモラハラ夫であるとまずはあなたのほうが自覚しましょう。
そこからが第一歩です。
対処法1 : 夫の言葉を真に受けず、聞き流す
夫からのきつい言葉や態度は、自分を優位に立たせて妻を支配しようとするためのものです。
ですので、そこで妻が「何か悪いことをしてしまっただろうか」と自分を責め、モラハラ夫に謝ったりしてしまうと、その時点でモラハラ夫は妻より優位に立つことになりますから、モラハラ夫を喜ばせるだけになってしまうのです。
また妻が何か言い返そうとしますと、モラハラ夫のプライドを傷つけることになりますので、より一層、あなたを何がなんでも服従させようと言葉や態度で攻めたててくるでしょう。
モラハラ夫が何か暴言を言ってきた場合には、「何か言ってるわ」程度の反応しかみせず、気にしないようにしてみましょう。
対処法2 : 夫を立てていい気にさせてあげる
モラハラ夫に対し、ウソでも良いので「あなたは妻より優位にたってますよ」という気持ちにさせてあげれば暴言や乱暴な態度も減っていく可能性があります。
妻に対してひどいことを言う夫をたててあげる必要なんてない!と思われるかもしれません。もちろん、心の中ではモラハラ夫を見下していても良いのです。
そこは妻が一歩大人になり、あまり過剰にならない程度にモラハラ夫をコントロールするのです。
いい気になって自信が持てるようにコントロールしてあげれば、モラハラ夫は常に妻より優位にたっていると思い、モラハラが減る場合もあるでしょう。
対処法3 : 第三者に相談してみる
モラハラは家庭内で起こりますので、なかなか外からはわかりにくいことが多いです。
モラハラ夫と離婚はしたくない、と考えていても、一人で悩みを抱えるのには限界があります。
また、最初はよくてもだんだんとモラハラがエスカレートしてくる場合も考えられます。
家族や友人にモラハラの悩みを相談して話をきいてもらうだけでも、ストレスが軽減されます。あなたの味方にもなってくれるでしょう。
もし家族や友人には言いにくいなどでしたら、地域の女性相談センターなどで相談にのってもらえますので、辛いときはガマンせずに相談してみるのもよいでしょう。
適切なアドバイスをしてもらえることもあります。
第三者に相談することは勇気がいるかもしれませんが、ぜひ専門機関も活用してみてください。
対処法4 : モラハラの証拠を残しておく
モラハラは外からはわかりにくく、その辛さはモラハラを受けた妻にしかわからないケースが多いです。
いざ第三者に夫のモラハラを相談しようとしても、いつ何を言われたか、どのような態度だったかが曖昧ですと具体的な相談ができない可能性もありますので、モラハラを受けた場合は証拠となるように記録などをつけるようにしましょう。
モラハラを受けたことを記録するのはつらいことかもしれません。あらためて読むと不快になり、つらい気持ちになるかもしれませんが、離婚も視野にいれている場合は記録が確かな証拠となりますので、ぜひ記録を残しておくことをオススメします。
最後に
モラハラ夫も、機嫌の良いときは優しい夫かもしれません。優しい夫を見ているとつい、「モラハラもいつか治るのでは」と期待してしまうことでしょう。
ですがモラハラはそう簡単には治りません。むしろエスカレートしていく場合もあります。
そうなった場合には、離婚も視野に入れてモラハラ夫と離れることが一番の方法となる場合もあります。
ずっと辛い思いをして生活していく必要はないのだということも常に頭に入れておきましょう。
まとめ
モラハラに負けない!モラハラ夫への対処法
まずは自分の夫がモラハラ夫だと気づく
対処法1:夫の言葉を真に受けず、聞き流す
対処法2:夫を立てていい気にさせてあげる
対処法3:第三者に相談してみる
対処法4:モラハラの証拠を残しておく
最後に