自分の 夫 が モラハラ 気質かもしれないと感じたら、その夫と一緒にいることが苦痛になり、「 離婚したい 」と考える妻もいるのではないでしょうか。そのとき、注意しなければ予想もしない被害をこうむることもあります。
なるべく精神的ストレスなく、モラハラ夫と離婚する方法を考えていきましょう。
モラハラ夫と離婚したいと感じたときに考えること
離婚をしたいと夫に切り出すとき
モラハラ夫は、自分自身が妻にモラハラをしているという自覚がないことがほとんどです。
その場合、妻から離婚を切り出されることは、まさに寝耳に水の出来事で驚くこともあるでしょう。
冷静に話ができればそれに越したことはありませんが、そもそもモラハラ体質である場合、夫が強い言葉で離婚を拒否するなど、妻を抑えつけようとしてくる可能性も高いです。
しかし、一度は結婚した相手との離婚を考えるまでに至ったということは、それ相応の問題があったということです。
その重大さを夫が受け入れようとせず、一方的に妻を責めるような場合は、その態度自体が「モラハラ行為」であるということを理解させましょう。
妻だけで手に負えない場合は、両親・義両親、共通の知り合いなど、第三者をはさんで話を進めることも方法のひとつです。
プライドを傷つけられた夫が攻撃的になる場合
また、プライドが高い夫の場合は、「あなたのモラハラがつらい」などと伝えることにより、逆上することもあるため注意が必要です。
手をあげるような場合は言語道断ですが、強い言葉を吐き捨てる、言葉の暴力タイプのモラハラも受ける側からすれば苦痛そのものでしょう。
「そういう威圧的なところが怖い」「力で抑えつけないでほしい」など、夫の態度ひとつひとつを指摘していきながら、【日頃、夫のどういう行動・言動をモラハラと感じてきたか】ということを、わかってもらえるまで根気よく説明することが重要です。
ひたすら謝ってきたとしても油断しないこと
反対に、モラハラを指摘したり、離婚を切り出したりしたことによって、突然手のひらを返したように平謝りしてくるタイプの夫もいるかもしれません。
モラハラ夫には、プライドが高い人が多いため、世間体を気にすることも多いのが事実です。
そういうタイプの夫の場合は、世間体を気にするあまり「離婚は困る」という気持ちが先走って、このように平謝りの手段を取ることがあるのです。
表向き謝っておいて、妻が折れれば一安心、心を入れ替えたフリをしたというたちの悪いタイプと言えるのではないでしょうか。
謝ってもらえると、少し心が揺らいでしまうこともあるでしょう。
しかし、離婚をしたいと感じるまでに至った悪行の数々を決して忘れることなく、努めて冷静に、夫の態度を見極めていくべきです。
夫が本当に改心するのかを冷静に考えましょう
謝罪の末、必ず態度を改めるなど食い下がってくる場合は、冷静にその言葉の真意を読み取るようにしましょう。
妻として、これまで夫と一緒に過ごしてきた中で、その夫が
- 言ったことは必ず実行する「男に二言はない」タイプか
- 約束を平気でやぶる「バカは死ななきゃ治らない」タイプか
は、おそらくある程度把握できている部分ではないでしょうか。
反省した、改心すると誓いを立てる夫の態度や言動を観察しながら、一度は許すのか、もう無理なのか、じっくり考えることが重要です。
実家に帰る・別居をするなどの形で、一度距離を置くことも選択肢のひとつでしょう。
落ち着く中で夫に対する気持ちが落ち着くのか、冷めたままなのかは人による部分ですが、頭に血がのぼっている状況では、冷静な判断はできないものです。
離婚の意思が固い場合は、なにを言われても、どんな態度を取られようとも、離婚が成立するその日まで「NO」の気持ちを全面に出し続けることが重要です。
まとめ
モラハラ夫と離婚したいと感じたときに考えること
離婚をしたいと夫に切り出すとき
プライドを傷つけられた夫が攻撃的になる場合
ひたすら謝ってきたとしても油断しないこと
夫が本当に改心するのかを冷静に考えましょう