モラハラ夫に悩んでいる人は離婚も考えていても、モラハラ夫相手に離婚できるのだろうかと不安に思い、また離婚を切り出したらどんな精神的苦痛を受けるのかと考えてしまうとなかなか決心できないことがあります。
今回は、 モラハラ 夫 と 離婚 する方法をご紹介します。
モラハラ夫と離婚する方法を考える(前編)
モラハラとは具体的にどんなものをさすのか
まず、モラハラの具体的な意味について考えてみます。モラハラとはモラルハラスメントの略で、相手を恐怖で支配して自分の思いどおりに操ろうとすることをさします。
モラハラが常習化してくると、被害者はその状況を素早く読みとり速やかに望み通りに行動するようになります。つまり、モラハラ夫とは、妻を恐怖で支配して自分の思い通りに動く奴隷のようにしようとしてモラハラを繰り返します。
一方の妻はモラハラ夫と一緒にいるかぎり気の休まる瞬間がなく、精神的に追い詰められることになります。そしてその恐怖が植えつけられてしまっていることから、夫に怒られないように旦那の思い通りに行動しようと努めるようになります。
これがモラルハラスメントと呼ばれる状況です。
では、モラハラ夫が妻に恐怖感を与えるためにする行動とはどのようなものかご紹介します。
最初は優しいが、徐々に本性を表す
最初は、至って優しい夫ですので、結婚当初はモラハラをするような夫だとは気づくことはできません。
またモラハラ夫は自分がどんなに不幸な環境で生きてきたのか同情を誘うように自分の生い立ちを語り、自分はかわいそうな人生を送ってきたとアピールしてきます。これに騙されてしまって結婚してしまうケースが多いのです。
モラハラ夫が優しい夫から豹変するのは、相手の心を掴んだと確信した時です。また、豹変するタイミングとしては結婚して相手が自分のモノになった時や、身動きが取れず自分の好き放題にできる妊娠時・また、子どもへの嫉妬心から出産をきっかけに始まることもあります。
恐怖を与えるような言動をするようになり、モラハラをすることに対しては自分が悪いのではなく、自分をそうさせた妻が悪いのだと屁理屈を怒鳴り散らして、更に恐怖心を植え付けるために行動するようになります。
また、モラハラ夫はDV夫とは違って妻に対して暴力はふるいません。あくまでも、言動のみで恐怖を与えようとしてきます。
思い通りにならないときは周囲を巻き込む
もし、妻がモラハラ夫の思い通りにならない場合には代わりに子どもをいじめてることもあります。その方が、母親にとっては辛いことだから自分の言う事を聞かざるを得ない状況にできるだろうとわかっているからです。
また、最悪な場合だと子どもを洗脳して自分のモラハラを正当化しようとします。そうなってくると、子どもたちは自分の母親を大切に扱うという気持ちがなくなり、モラハラをしてくるようになってきます。
他にも妻が大事にしているものをわざと捨てたり、ペットをいじめたりします。 モラハラ夫は、妻が辛そうな顔や不幸になることを楽しむ傾向があります。
まとめ
モラハラ夫と離婚する方法を考える(前編)
モラハラとは具体的にどんなものをさすのか
最初は優しいが、徐々に本性を表す
思い通りにならないときは周囲を巻き込む