結婚生活を何年も送ってきたけれど、夫にずっと存在を否定されて心身ともにまいってしまっている人はモラハラを理由に離婚裁判を起こすことができます。上手くいけば慰謝料を貰える可能性もあります。
夫 が モラハラ 加害者ではないか チェック して、今後の対策を考えましょう。
あなたの夫のモラハラ度をチェックしよう
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モラルハラスメントってなに?
モラルハラスメントとは、身近にいる人間の言動を非難し、相手の存在価値を否定することです。
職場で自分の権力や立場を利用したパワーハラスメントや、異性に対して性的嫌がらせをするセクシャルハラスメントも、モラルハラスメントの仲間になります。加害者は、相手の存在を否定することで自分の存在価値を見出し優越感に浸るのです。
モラルハラスメントの加害者になるのは
モラルハラスメントの加害者になってしまう原因は人それぞれですが、幼少期の家庭環境が原因の一つではない方考えられています。適正な親子関係になかった子どもが大人になるとモラスハラスメントの加害者になりやすいのです。
虐待やネグレクト(無視)をされてきた子どもが相手の心の痛みを理解できない人間に育ってしまうのはよく聞きますが、親が過干渉過ぎて、生き方や交友関係に口を出されて自分という人格が育たないことも原因と考えられています。
自分自身の失敗や成功を糧に成長して、自己肯定感を得ることができるのに、親に決められた道を歩み続けることで、自分で自分の存在意義を感じられずに他人を下げずんで自分の価値を実感しようとしてしまうのです。
恵まれなかった家庭環境の話などを男性にされると、特に母性本能の強い女性は情が沸いてしまうものです。そしてモラルハラスメントの因子を持っている男性も、結婚前は優しくしてくれるので、その危険に勘付くことなく結婚してしまう情勢もいます。
しかし、後で苦労することは目にみえているので、結婚する前に一度よく考えることが大切です。
モラルハラスメント夫なのでは?と思ったらチェック!
夫がどうも自分の非を認めないし、妻である自分のことを例え人前でも平気で非難する・・・このような言動をするようであったら、一度モラスハラスメント夫かどうかチェックするべきです。
- 感謝や賞賛を異常なほど欲する
- 他人と共感したり、心を通わせようという気持ちがない
- 他人の欠点をあげつらい、いつも悪口や見下したようなことを言っている
- 反対意見を言うと怒り、無条件に従うことを要求する
- 自分の利益のためなら、他人を平気で利用しようとする
- 自分の非を認めない
などと感じることが夫にあったらモラルハラスメント夫の可能性が高いです。
治るモラルハラスメント、治らないモラルハラスメント
モラスハラスメントの加害者が、自分の言動がモラスハラスメントにあたいすると少しでも感じていれば夫婦の関係が改善していく可能性があります。被害者である妻はしっかりと自分がモラルハラスメントを受けていて悲しい、辛いという気持ちを相手に伝えていくことが大切です。
しかし、加害者である夫が、自分がモラスハラスメントをしてしまうのは、自分が人を虐げなければ自尊心を頼めない心の持ち主である、つまり自分の精神状態に何らかの問題を抱えているという自覚がないと、いくら妻が頑張っても状況は好転しないでしょう。
その時は残念ですが早々に離婚を切り出します。
早々に決めつけて離婚するのは厳禁!!
人を馬鹿にしたり傷つけたりする言動を夫がとったとしても、モラルハラスメントだと決めつけてしまうのは間違いです。
例えば精神的にまだ未熟だったり、家柄もよく高学歴で挫折を今までに味わったことのない人は、信じられない位他人の非を認められないことがあります。こういった人人の場合、人生経験の不足や偏りが原因です。
つまり懇懇と話し合いを重ねていくことで、夫は他人を認めること、共感すること、許容することを学んでいきます。少しでも夫に改善の兆しを感じたら、妻はモラスハラスメントではないと思い改め、婚姻関係を続けるべきです。
まとめ
あなたの夫のモラハラ度をチェックしよう
モラルハラスメントってなに?
モラルハラスメントの加害者になるのは
モラルハラスメント夫なのでは?と思ったらチェック!
治るモラルハラスメント、治らないモラルハラスメント
早々に決めつけて離婚するのは厳禁!!