離婚の原因で近年多い、暴力を伴わない精神的な暴力を「モラハラ」ことモラルハラスメントといいます。「モラハラ」は被害を受けているにも関わらず、自分では被害を受けていることに気付かないことがとても多いです。
夫が モラハラ かどうか チェック できる、モラハラ夫の特徴をまとめました。
家庭内におけるいじめ、夫の「モラハラ」度をチェック
こんな発言に注意
言葉のDVは精神的な苦痛を与える精神的暴力です。日常的に起こっているため、どの程度が暴力として認められるのか判断は難しいです。
「モラハラ」はまず発言から始まるといわれています。
- いつも不機嫌で暴言をはいたり、物にあたりちらしたりします。
- 話かけても、あからさまに無視し、関係のない話をしてきます。
- 体調がすぐれない時でも「お前の健康管理が悪い」と責めます。
- 実家の両親や兄弟の悪口を言って傷つけます。
よくある行動
支配欲が非常に強く、嫉妬深くなります。妻が外に働きに出ると、行動をコントロールできなくなり嫌がります。常に自分の監視下に置き束縛したがります。
- ギリギリの生活費しか渡さないのに、パートなど働きに出るのを極端に嫌がります。
- 勝手にメールなど見て、行動を束縛します。
- 食事に文句をつけ、手をつけずに捨てます。
- 執拗にため息をつき舌うちをします。
外面がいい
モラハラ行為が行われるのは基本的には家の中です。一歩外にでると温厚でやさしい夫に変化します。他人からは、よく見られたいという欲求がたいへん強いです。
外で別人を演じているため余分なストレスを溜め込んでしまい、妻が、はけ口になってしまいます。激しい二面性があります。
- ご近所では愛想がよく、理想のよい夫を演じています。
- 職場では、責任感があり、仕事ができる人と思われています。
- 外で「あいつはダメな奴だ」など妻の嘘の悪口をつきます
突然豹変する事が多い
怒りは甘えからくることが多いです。怒りは突発的に起こり、予定外の出来事や期待通りいかないことが原因で、自分では解決できず豹変します。妻の妊娠や出産を期にモラハラが始まる事が多いようです。
妻が原因ではなく、ただ自分にかまって欲しいという、自己中心的な大人の赤ちゃん返りのようなものです。子供ができたことで子供に対する嫉妬があるためです。
- 自分の意見が通らないと、突然にキレます。
- 頻度、強度、持続性、攻撃性がだんだん強くなってきます。
- 不機嫌な理由を聞くと「そんなこともわからないの?」とますます怒りだします。
責任転嫁をしてくる
自分の非を認めずに責任転嫁することが多々あります。自分は全て正しいという考えなので、他人から何を言われようと、どんな指摘を受けても自分の欠点・過ちは認めません。
悪い結果は全て他人に責任転嫁し、自分は欠点も過ちも責任もないと自分自身の改善を考えることはありません。巧みな言動で、自分の身を守るために、他人に責任を押し付けます。
- 何においても、自分が正しいと思っていて、意見をおしつけてきます。
- うまくいかない理由をすべて他人のせいにします。
- 話し合いができず、「こう言えば ああ言う」と必ず言い返してきます。
自分は特別な存在だと思っている
自分に対して異常なまでの関心があり、自分は特別な存在だと思っています。自分が絶対にすべて正しいと思い込んでいます。どんなに些細な出来事でも自分が1番で、負ける事は絶対に許せません。もし何か意見でもしようものなら倍にして返してきます。
- 極端にプライドが高く、自己愛が強いです。
- 「俺のおかげで生活できているんだぞ」と言い放ちます。
- 支配関係を作りたがります。
まとめ
家庭内におけるいじめ、夫の「モラハラ」度をチェック
こんな発言に注意
よくある行動
外面がいい
突然豹変する事が多い
責任転嫁をしてくる
自分は特別な存在だと思っている