離婚はできることならしたくないことですが、それでもどうしても結婚生活にたえられなくなって離婚を決断するということもあります。そこで今回はこれで私は離婚を決めた! 三行半 を突きつけられる要因についてご紹介します。
これで私は離婚を決めた!三行半を突きつけられる要因とは
三行半とは
三行半とは「さんぎょうはん」ではなく、「みくだりはん」とよみます。現代でも「三行半をたたきつけてやった」「ついに三行半をつきつけられた」「三行半を渡された形となりました」などといわれますが、これは離縁を表す言葉です。
この三行半という言葉の由来の話は江戸時代にまでさかのぼります。もともと三行半とは江戸時代では庶民の間で夫から妻へ交付される離縁状でした。今でいう離婚届のような効力を持つものです。
この離縁状の内容が3行半に書く慣習が一般的であったのでそこから三行半という言葉が生まれたといわれています。
現代では夫から妻へ離縁を言い渡されるという耳だけでなく逆のケースで妻から夫へ離縁を言い渡す場合にも使いますし、夫婦間以外でも離縁を表す言葉として使われています。
異性問題
夫婦の離婚理由として異性問題はいつの時代もあげられます。
近年は不倫をテーマにしたドラマやマンガが急増していてイケない恋だけどキュンキュンするということで人気があります。
そのようなドラマやマンガに影響されすぎて不倫にロマンや夢を抱いてしまう人が多くなってしまっている傾向にあり、スリルを求めて遊びの恋を始めているうちに不倫の道にはまってしまって抜け出せなくなってしまうという状況もあるようです。
しかし、当然不倫された側からしたら自分以外の異性と心を通わせて肌を重ねたような人間と一つ屋根の下で生活するということは非常に気持ち悪いことですし、そもしも裏切り行為に深く傷つけられることがほとんどですので、不倫が発覚した後でも今までどおり結婚生活を続けられるわけがなく、即効で三行半を突き付けられるということが多いようです。
マザコン過ぎる
家族想いで両親や家族をとても大切にできるということは素晴らしいことです。かえって家族を大切にできない人は問題があるかと思いますが、行き過ぎたマザコンに関しては結婚を後悔してしまって三行半を突き付けたくなるということがあります。
母親は自分を生んでくれた偉大な存在ですので大人になっても母親離れできていないという人が多いのですが、大人になって母親から小遣いを貰っていたり、何かあった時には常に自分の母親に泣きつくようでは頼りになりません。
そこでいつまでたっても独り立ちできていないような情けない姿を見せられて、ことあるごとに母親と比べられることにいら立ちを感じるようになり、それが長年続くと三行半を突き付けられるということなのです。
金銭感覚が違いすぎる
金銭感覚が異なる人との結婚は多くの経済的な悩みを抱えることが多くなり、それは精神的にも疲労がたまってしまいます。特に金銭感覚の違いから離婚を考えることが多い夫婦は若い夫婦に多いようです。
若い世代の夫婦だとまだまだ収入が少なく、少ない生活費で生活をやりくりしなくてはならない状況に置かれることが多いです。
そこでお金の使い方に厳しい考えを持つ人と、多趣味で遊びにお金を使いたいと考える人との価値観の違いからお金の使い道で喧嘩になってしまうということがあるようです。
趣味にお金を使いたいということは決して悪いわけではありませんし、仕事で受けるストレスを発散するためにも趣味はとても大切なことです。しかし、その趣味に関して使うお金が多すぎるというのは結婚生活をするうえでは少し問題があります。
独身時代であれば自分の生活費の心配だけをしていればいいのですが、家族を持つ場合には家族全体の生活費を考えていかなくてはならないですし、将来のことを考えるとしっかりと貯金はしておきたいものです。
しかし反対にお金の使い方に厳しすぎても日々の楽しみを感じられずに精神的な疲労がたまっていくことで結婚生活に嫌気がさしてきます。
そこで、金銭感覚の違いが致命的な状態になると三行半を突き付けられてしまいます。
まとめ
これで私は離婚を決めた!三行半を突きつけられる要因とは
三行半とは
異性問題
マザコン過ぎる
金銭感覚が違いすぎる