マザコンと聞くとあまりいいイメージは湧きません。できればマザコンの人とは結婚したくない、と女性なら誰でも思うはずです。
しかし、マザコンは悪いことばかりなのでしょうか。 マザコンとは どういうものなのか、今一度整理してみましょう。
マザコンと母親思いを見極める方法とは?
マザコンとは?
マザコンとは、マザーコンプレックスの略で日本特有の言い回しになります。母親に対して強い愛情や執着を持つ状態のことを言います。
本来子供は母親に強い愛情を持つのは不思議なことではないので、とくに男性が大人になったあとも母親に強い愛情や執着を持ったときに使われていることが多いです。
マザコンと母親思いの違いはなにか
マザコンと母親思いはまったく違うものです。男性のかたは、母親を大切に思う傾向にありますが、大人になってからもあまりに母親に依存してしまっている場合は、マザコンと言えるでしょう。
例えば、自分で物事を決められずに母親に決めてもらおうとしたり、日常に支障をきたしているようであればマザコンの可能性が高いです。
母親を大切にできるということは女性を大切に思える価値観を持ち合わせていますから、なにか問題があったときも両方を思いやれる考えを持てるはずです。
それが明らかに母親寄りの考えを持つかたは、マザコンでありなかなかそこから抜け出すのは難しいかもしれません。この先も彼女や妻より優先順位が母親である場合など、優先順位が明らかにおかしい場合は気をつけたいところです。
マザコン男性の特徴
優柔不断で、なんでも母親に物事を決めてもらわないとなにもできなかったりする人は要注意です。付き合っているだけであれば見逃せるかもしれませんが、結婚したあとはそうはいきません。
結婚したあとでも自分の母親優先にされてしまうと、妻としての立場が危うくなります。
なんでも母親と比べるような発言も見逃さないようにしたほうがいいでしょう。何気ない会話の中で、相手の母親の話が出てくることもあると思いますが、母親への執着度はどれくらいのものなのかしっかり観察することは大切です。
母親に甘やかされて育っている場合も、自分中心的な発言や行動になり、自分だけが愛されて当然みたいなかただと、結婚してなかなか妻と思いが通じ合えずに豹変してしまうこともあります。それが最終的に暴力に繋がってしまうこともあります。
これらを踏まえると、マザコン男性は結婚する前に必ず見破ることが大切になってきます。
母親側も執着していると厄介
男性が母親に強い愛情や執着をしている場合だけではなく、母親側も子供に依存している場合も多くあります。この場合はお互いに依存してしまい、共依存状態なので引き離すのは難しいです。
もしこのような親子関係を築いている男性と結婚してしまったら、夫ともうまくいかないことに加えて姑ともうまくいかなくなります。
母親が子供に過度に世話をし過ぎると、やはり子供も自立が遅れ、自立できないまま大人になってしまいます。大人になってから自立をしようとしてもなかなか難しいですし、自立できないだけではなく人に対する愛情までもが歪んでしまっているかもしれません。
基本的に男性はマザコン傾向にあると思ったほうがいいです。その中で、結婚を考えているのであれば母親への執着度や依存度がどれくらいのものなのかを見極めておいたほうがいいと思います。
これには、親子でいるところをしっかり観察するに限ります。親子での会話の内容、その場にいる自分はどのように扱ってくれるのか、何気ない会話にもヒントがたくさん隠されていますから、それを見逃さないようにしてください。
結婚してから重度のマザコンに後悔しても、後戻りはできません。何気ない違和感も見逃さないようにして、度を越えているマザコン男性は結婚する前に必ず見抜き、結婚を後悔することのないようにしていきたいものです。
まとめ
マザコンと母親思いを見極める方法とは?
マザコンとは?
マザコンと母親思いの違いはなにか
マザコン男性の特徴
母親側も執着していると厄介