結婚すると決めた時から 夫 の家族と上手くやっていけるだろうかと心配になる女性は多いものです。しかし、夫の家族と上手くやっていけるかどうかは夫本人が マザコン だった場合絶望的になります。
マザコン夫の 特徴 を把握しておきましょう。
マザコン夫の特徴と姑との関係
マザコンとは?
マザコンとはマザーコンプレックスの略語です。マザーとは母親のことであり、母親に対する強い愛着や執着を持っていることです。
小さな子供が母親に執着するのはむしろ正常なのですが、成長過程で母親に対する愛着、執着が解消されずに大人になった場合にマザコンと呼ばれるのです。
大人なのに異常に母親を求めて母親が絶対的な存在としてその人の中にある状態です。
それが結婚して妻帯者となっても変わらないのでマザコン夫とのトラブルが生じるわけです。
マザコン夫の特徴
さて、具体的にマザコン夫とはどのような特徴があるのか例をあげてみます。
環境
- 一人っ子
- 経済的に余裕がある
- 母親が専業主婦
- 父親が無口でおとなしい
夫本人の特徴
- やたらと母親の元から離れない(実家の近くに居たがる)
- 母親の話をしがち
- 母親に意見を聞いてから行動する
- 母親の顔色を常にうかがっている
上記のようなことを結婚前にわかればよいのですが、結婚してしまってからおかしいなと気づく例もあります。
- 夫が原因の夫婦喧嘩の時に母親の背中に隠れる
- 母親が嫁を責めるのをとめない
- 母親の被害妄想も否定しない
- 妻が自分につくしているのを母親に知られないようにする
- 妻の言うことは聞かない
- 妻と自分が家族であると自覚しない
つまりは、母親に嫁を悪妻と思わせておいて、いざというときには自分は母親に甘えられる環境をキープするのです。
マザコン夫と子離れできない母親(姑)はセットになっている
マザコン夫を育てたのはその母親です。夫がマザコンの場合ほぼその母親も子離れができていません。子離れできていない母親の特徴も上げてみます。
- 息子が成人してもいつまでも子供のままだと思っている
- 人前でも息子を「くん」「ちゃん」づけで呼んだり、あだ名で呼んだりする
- 息子の嫁に敵意を丸出しする。することなすことケチをつける
- 息子と嫁の夫婦げんかに割って入り、息子の味方をする
- 息子が自分に優しくするのは息子自身の手柄、息子が口答えをするのは嫁のせいにする
- 夫婦のお出かけについてくる
など、息子が世帯を持ったという自覚がなく、自分も息子夫婦の家族だという主張が強く、嫁よりも立場が上という勘違いを押し通します。
夫がマザコンでも、姑が子離れできていなくてもどちらか一方だけなら何とかなるのですが、セットになっているとやっかいです。何のために結婚したのだという話になります。
マザコンは治らない
姑は年とともに体が弱ってくると世代交代を意識しはじめ、息子への執着が薄れることがあります。
しかし、マザコンは子供のころからそういう風に育てられた結果なので、簡単に治るものではありません。
嫁と母親の間でオロオロしている夫はいずれ母親の味方をします。最初から自分の家族(妻)を信頼できない時点でもう答えは出ています。
妻が体調が悪く寝込んでいても看病をせず、子供を連れて実家に帰った夫もいます。
その夫の言い分としては妻は寝れば治るだろう、子供が邪魔だろうから連れて行ったというのですが、真相は母親に子供を会わせたいので妻をおいて連れて行っただけなのです。
逆に母親が体調不良の時には子供の面倒もみずに母親のもとに飛んで帰ります。このようにマザコン夫は人として優しいのではなく、「母親にだけ優しい」のです。
ですから、母親は息子は優しい、嫁は悪いとの認識をし、ますます母親と息子の絆が固くなってしまいます。
離婚はむずかしいかもしれないが、離婚も視野にいれる
マザコンが原因で離婚するのは難しいですが、一度きりの人生です相手を間違えたと思ったら離婚も視野に入れて将来のことを考えた方がよいでしょう。
弁護士さんに相談してうまく話をまとめましょう。
まとめ
マザコン夫の特徴と姑との関係
マザコンとは?
マザコン夫の特徴
マザコン夫と子離れできない母親(姑)はセットになっている
マザコンは治らない
離婚はむずかしいかもしれないが、離婚も視野にいれる