「 妥協 なしに 結婚 なんてできない!」。そう思われる人も多いのではないでしょうか。確かにそれは一理あります。気を付けていただきたいのは、妥協してよいものと妥協してはいけないものがあるということです。
これから、妥協してよいもの、そして妥協してはいけないものについて、詳しく説明いたします。
どんなに好条件でも、結婚に妥協は禁物!?
7割以上の女性が結婚相手に妥協
結婚を前にしてマリッジブルーに陥る女性の話をよく耳にします。結婚をすることで、これまでとは全く違った生活を送ることになる女性も多いと思います。結婚というのは、人生をも変えてしまう、女性にとっては非常に大きなイベントということになります。
ある会社が行った、「結婚相手に求める条件」に関する調査で、「100%理想の相手と結婚できた」と回答した人は全体のわずか23%。残りの70%以上の女性は、結婚相手に対して何らかの妥協をしているということになります。
人生の一大イベントである結婚において、妥協など許されてよいのでしょうか。
妥協した条件に付いて尋ねてみると、「容姿」「経済力」「価値観」などがあげられました。
かなりの割合の女性が何らかの妥協をして結婚しているという事実を考えると、結婚にはある程度の妥協はつきものといえるのかもしれません。とはいえ、妥協するポイントを誤ってしまうと、後の結婚生活で苦労することになるかもしれません。
断る理由が見つからない・・・
離婚相談に訪れる30~40代女性のかなりの割合の人が、妥協して結婚をした経験の持ち主ということになります。
そのような女性に結婚した理由を尋ねると、「さほど好きでもなかったけど、断る理由が見つからなかった」、「30歳を超えていたので早く結婚したかった」といった理由が多く聞かれます。
そのような、妥協して結婚した女性が選んだ夫のタイプに共通するのは、高収入で知的な職業に就く男性ということです。断る理由が見つからないというのは、つまり「好条件」ということなのです。
恋愛感情が湧くわけでもないし、相手の人柄に惹かれているわけでもない。しかし、このようなハイスペックな男性との結婚を断る理由もない。そのような理由で結婚に踏み切ってしまう女性があまりに多いのではないでしょうか。
好条件男性は人間性に問題あり!?
条件の良い男性と妥協して結婚してみたら、夫はとんでもない男だったということはよく聞く話です。お付き合いしているときはとても良い人だったのに、いざ結婚してみたら夫の態度が豹変するというケースです。
このようなタイプの男性は、妻に対して言葉の暴力を浴びせるモラハラの加害者になることも多いといわれています。何かをやってあげても「ありがとう」のひとこともない温かみのない夫に耐え兼ね、結局は離婚に至るということも少なくありません。
自分の理想ばかり追い求めていては、なかなか結婚できないこともまた事実です。しかし、相手の人間性に惹かれたわけでもないのに、「断る理由がないから・・・」と結婚してしまうのもいかがなものでしょう。相手のことを十分に理解してから、結婚に踏み切るようにしたいものです。
これは妥協してはダメ
前述の容姿や経済力などは、すぐにどうこうできることではありません。これらについてはむしろ妥協すべき点といえるでしょう。
それでは、反対に妥協してはいけない点とは何だと思いますか。
それは、相手の人間性です。結婚したら変わってくれるだろうという妄想は持ってはいけません。人間は簡単には変われません。変わることを相手に求めるのであれば、むしろ自分が変わるべきでしょう。
その一方で、容姿や経済力であれば、妥協しても何とかなります。妻のファッションセンスの影響を受けて、夫がどんどんお洒落になることもあるでしょう。
結婚後に出世街道に乗って、右肩上がりに収入が増えることだってないとはいえません。逆に、結婚後に会社が倒産し無職になってしまう可能性だってあるわけです。
まとめ
どんなに好条件でも、結婚に妥協は禁物!?
7割以上の女性が結婚相手に妥協
断る理由が見つからない・・・
好条件男性は人間性に問題あり!?
これは妥協してはダメ