離婚するにあたって決めなくてはいけないことが多くあり、夫婦間で話し合いが必要になる場面があります。しかし、そこで冷静に話ができないと自分の要求が全く通らない事態にもなりかねません。
今回は、離婚の話し合いの時に 感情的にならない 方法 についてご紹介します。
離婚の話し合いの時に感情的にならない方法(前編)
本当に離婚してもいいのか改めて考える
もう結婚生活にうんざりしているし、離婚したいと考えることはどの夫婦にも1度はあることだと思います。しかし簡単に離婚といっても離婚にはうんざりしていた結婚生活から解放される自由だけではなく、離婚成立にいたるまでの心身の疲弊や離婚後のリスクもあります。
離婚をしたいと思い立ったらすぐに離婚したいと考えてしまいがちですが、離婚成立までの精神的疲労や離婚後のリスクについて具体的によく考えてから、本当に関係の修復は不可能なのか再度よく考えてみることが大切です。
まずは要点をまとめる
再度検討してみてもやはり関係修復は不可能だから離婚したいという結論になったら、ここで離婚の意思をはっきり相手に伝えることになります。
相手が離婚に応じるか拒否するかでも今後の話し合いの流れは変わってきますが、どちらにしても離婚後のことを話し合うということは、お互いの人生を左右する大切なことです。
まずは、なぜ離婚したいと考えたのかを相手に伝える必要がありますし、離婚する上で相手に要求する項目と、相手からの要求をどこまで承諾できるかをしっかり自分の心の中で決めたうえで、それをメモにしておくといいかもしれません。
特に金銭面に関しては妥協してしまうとあとで生活が苦しくなってしまうことがあります。今まで専業主婦だった人ならばまずは職探しからしなくてはいけないので、収入が全くない状態から新しい生活が始まることになってしまいます。
財産分与などでしっかりとしばらくの間は生活できる蓄えを作ってから離婚しなければ大変です。
また、子どもを連れて離婚するのであれば、親権をもつのはどちらなのか、面会はどのくらいの頻度で行うかといったこともはっきり決めておかなくては後でトラブルになってしまうこともあります。
ですので、まずは自分がどうしたいのかということをしっかりと相手に伝えられるように要点をメモにまとめておくといいかもしれません。
まとめ
離婚の話し合いの時に感情的にならない方法(前編)
本当に離婚してもいいのか改めて考える
まずは要点をまとめる