感情の起伏が激しい 人が身近にいると、巻き込まれて嫌な思いをすることが多いでしょう。しかし当然ですが相手は意味もなく怒ったり、落ち込んだりしているわけではありません。
原因と対処法を理解し相手の気持ちに寄りそうことが、長く付き合うためには必要不可欠といえます。
感情の起伏が激しい人の特徴と原因|とるべき対処法
感情の起伏が激しい人の特徴
感情の起伏が激しい人の特徴はさまざまですが、主に以下の特徴があげられます。
- 思ったことが表情や行動に出てしまう
- 自己顕示欲が強い
- 被害妄想が強い
- 思い通りにならないことがあると突然怒り出したり、落ち込んだりする
- 面倒見が非常によくまた、お世話をやくことが好き
- 思い込みがはげしい
以上を見ると感情の起伏が激しい人は、「精神的に未熟」であるといえるのではないでしょうか。言い方をかえますと、「大人になりきれていない」ともいえるでしょう。
感情の起伏が激しい人はストレスをためやすい特徴があるため、すぐに感情を爆発させてしまうのです。そのため周りからは「めんどうな人」として見られてしまいます。
また男性よりも女性のほうが感情の起伏が激しい傾向が強いようです。理由としては、「女性ホルモン」が強く影響しているといわれています。主に生理や更年期障害などにより、感情をコントロールすることが難しいのです。
感情の起伏が激しい原因
感情の起伏が激しい原因は以下の3つです。
- 栄養がかたよっているまたは睡眠不足の状態が続いている
- もともと感情の起伏が激しい性格である
- 病気やストレスが原因
上の2つは対処または割り切ることが可能ですが、病気である場合、躁鬱(そううつ)、自立神経失調症、更年期障害が原因であることも少なくありません。
また女性であれば、生理や排卵期などが原因としてあげられます。しかし残念ながらこれらは、病院で治療することができません。躁鬱(そううつ)に関しましては症状をやわらげることは可能です。しかし完治することは不可能といわれています。
そのため治療ができずに感情の起伏が激しくなってしまう人は、突然怒り出したり、落ち込んだりすることに悩んでいるケースが多いのです。
感情の起伏が激しい人への対処法
感情の起伏が激しい人への対処法は2つあります。
- 感情の起伏が激しい人が怒っていたり落ち込んでいたりする時は、一歩引いて対応相手が「楽しい」「うれしい」など、気分のいいときは普通に接し、その気持を共有しましょう。
問題なのは、怒っていたり落ち込んでいたりするときです。特に怒っている場合は、相手から理不尽な八つ当たりをされてしまうことが多いのです。そのため周りの人にとって非常に迷惑と感じてしまいます。
しかしこちらは、感情の起伏が激しい人が怒っているときの八つ当たりを真に受ける必要はありません。そういった場合は、一歩引いた対応を心がけましょう。「ああ、今この人怒っている」ていどに軽く受けとめ、深入りすることはさけるべきです。
- 感情の起伏が激しい人の気持ちを理解する
感情の起伏が激しい人を見ていると「めんどうな人」と思ってしまうことは否定できません。そしてまともに相手をすると周りも疲れてしまいます。
しかし相手が何に対して怒り、落ち込んでいるのかを理解することも重要といえるのです。相手が身近にいる限り付き合いは続きますから、一時的な対処法だけでは根本的な解決にはなりません。
一般的には些細なことでも感情の起伏が激しい人にとっては、何らかの理由があって怒ったり落ち込んだりするのです。
したがってなぜそこまでして怒るのか、落ち込むのかその理由を深く探ることにより、相手を「色眼鏡」で見ることもなくなるでしょう。
相手への考え方を見直す
人間には誰しも「自分のことをわかってほしい」という気持ちがあり、感情の起伏が激しい人は特にその傾向が強いのです。「自分の感情に素直」ともいえます。そして周りの気持ちを敏感に感じ取ります。
そのため「めんどうな人」と思っているとそれが伝わり、傷つけられたと感じてしまうのです。そして感情の起伏が激しい人は繊細であり、優しいのです。
長い付き合いになるようでしたら、もう少し感情の起伏が激しい人の気持に寄りそってみるべきではないでしょうか。
まとめ
感情の起伏が激しい人の特徴と原因|とるべき対処法
感情の起伏が激しい人の特徴
感情の起伏が激しい原因
感情の起伏が激しい人への対処法
相手への考え方を見直す