離婚の原因として多いのが価値観の違いです。そこで今回は離婚の原因となりやすい 価値観の違い と、価値観の合わせ方を紹介します。 別れ る前に対処法を知っておくことで離婚を回避することができます。
夫婦が価値観の違いで別れないでいい方法
金銭感覚の違い
毎月の収入の割り振りやボーナスの使い方などの考え方が夫婦であまりにも違うとストレスになってしまいます。一概にはいえませんが、夫が娯楽費や交際費の出費が多く、妻は貯金や節約に重きを置く傾向が強いです。
年金の問題や高齢化などで将来のための蓄えを多くしておきたいですが、夫婦で意見が分かれてしまうならあまり切りつめないことです。ギャンブルや借金などという問題がなければ、お互いの妥協点をしっかり話し合いましょう。
食事の楽しみ方
夫婦のどちらかが食事のマナーに厳しければ、相手が守れていないとなると苦痛に感じてしまいます。しかも食事は1日3度、毎日の習慣なので余計に目についてしまいます。
食事のマナーが身についているに越したことはありませんが、万が一パートナーに注意されることがあったら、しっかりと直していかなければなりません。また、相手が作った料理を否定したり、料理には手を付けずに自分で他のものを用意するなどはもってのほかです。
子どもの教育方針
子どもに対して両親ともにいろいろと期待してしまうものです。子どものことを思って勉強や習い事、進路について決めていきますが、夫婦それぞれが自分の今までを振り返って考えるため、意見が違うこともあり得ます。
折り合いがつかない時は、勉強のことは夫が、習い事のことは妻がなど担当を決め、相手が決めたことはお互いに尊重し合うことで夫婦間の摩擦を避けることができます。
夫婦で合わせるべき価値観とは?
金銭感覚や食事、子どもの教育方針の他にも義両親との付き合い方や異性関係など人の価値観はたくさんあります。価値観とはそもそも自分という人間を作るための物事の考え方だからです。
良好な夫婦関係を築くためにはどの価値観を合わせるべきなのか考えてしまいますが、まずは自分の価値観をよく考えることです。
例えば義理両親と同居して苦労していた母を知っているので、自分は絶対に結婚相手の親とは同居や近くに住むことはできない、仕事の関係で外食が多く、異性とも頻繁に連絡することを理解してもらいたいなど自分のストレス要因になる可能性が非常に高く、許容することが安易ではないと考えられる価値観に対しては、それを曲げる必要はありません。
一時我慢しても、長期間無理することはかなり難しいからです。相手には自分のゆずれない価値観を正直に話します。
ただし、他に妥協できる価値観、例えば食事に対するこだわりはそこまでないから相手の好きなジャンルのものを用意するなど、相手に合わせられるところは合わせます。お互いの価値観を認め合いながら、ゆずれない価値観に対しては堂々と主張していくことが夫婦円満の秘訣になります。
同じ価値観を思いっきり楽しむ
仲の良い夫婦は、全ての価値観が似ているのかといえばそうではありません。無理に全ての価値観を合わせる必要もありません。お互いの価値観を尊重するのはもちろん、同じ価値観のものがあれば、その価値観を思いっきり楽しむことが理想です。
旅行や映画などの趣味がバラバラであっても、食べ歩きが大好きな夫婦がいたとします。夫婦は価値観の合わない趣味に関してはお互いの知人と一緒に楽しんだり一人で行動し、食事は思いっきり夫婦で楽しみます。
その時間は円滑なコミュニケーションが楽しめ、次の約束も楽しみになるでしょう。夫婦だから何もかも一緒にしなければならないのではなく、充実した時間を過ごせることが重要なのです。
まとめ
夫婦が価値観の違いで別れないでいい方法
金銭感覚の違い
食事の楽しみ方
子どもの教育方針
夫婦で合わせるべき価値観とは?
同じ価値観を思いっきり楽しむ