今までの クレジットカード は、 自己破産 をすると使用するとはできません。しかし、収入などが安定してくるとやはりクレジットカードを持ちたいという人は多いです。
そこで、離婚をして苗字が変更されると、自己破産をしてもクレジットカードは作れるのでしょうか?
自己破産はブラック入り!クレジットカードは作れる?
自己破産はブラックリスト入り!
クレジットカードの審査は、自己破産を経験した人や滞納などをした「金融事故」を起こしたことがある人には、一番の難関といえます。
カード会社は「個人信用情報」と呼ばれる、クレジットカードや消費者金融などの利用した経歴(クレヒス)を見て個人の信用性を審査します。
一度自己破産や滞納をしてしまうと、クレヒスに情報がのり、カード会社は問題のある人物として審査を通しません。
よく言われている、ブラックリストに載った状態になってしまいます。
保証人でも自己破産するとブラックリスト入り!
ブラックリストに載るのは、自己破産をした経緯は関係ありません。自己破産をしたという事実だけでカード会社は審査します。
夫や家族の保証人になったために、自己破産をせざるを得なかった場合でも、クレヒスにはただ自己破産としての経歴が残るので、新たにクレジットカードを作るのは困難です。
クレヒスはごまかせない!
離婚や結婚をして姓が変わった場合、氏名が変わればブラックリストであってもクレジットカードをつくることができるのでは?と思う人も多くいます。
特に自己破産は資産として住宅も返済にあてるので、住所が変わっている人は多く、氏名と住所が変わると、一見カード会社から見れば別人として認識されるのでは?と期待しますが、カード会社もさまざまな情報をもとに個人の特定をします。
自己破産をした時点でクレジットカードを持つのは難しいと考えましょう。
しかし、自己破産からある程度の期間が経つと、クレジットカードをつくることができます。
時が経てば自己破産歴は消える!
自己破産をしてからある一定の期間が過ぎると、クレヒスに記録された自己破産歴や金融事故歴は消えます。
自己破産歴は10年間、クレヒスに記録されます。10年経過すると、クレヒスから自己破産歴や金融事故歴は消えるので、クレヒスが全くない「スーパーホワイト」という状態になります。
スーパーホワイトとは?
スーパーホワイトになったからと言って安心してはいけません。
クレジット業界では、スーパーホワイトの状態で30代を過ぎると、「金融事故があったのでは?」「債務整理したのでは?」などと疑うようになり、審査が通らないケースもあります。
これは、自己破産などせずそれまで現金主義でいた場合も同じです。
では、自己破産をするとクレジットカードは作れないのでしょうか。
カード会社との信用を築くことが大切!
10年が経過し、クレジットカードを作るには、まずカード会社の信用を得る必要があります。そのためには、健全なクレヒスを残すことが大切です。
クレジットカードを一度申請してみるのもいいですが、もし審査に通らなかった場合もその記録がクレヒスに残ります。
結果的にクレヒスを汚してしまうことにつながる可能性があるので、基本的にスーパーホワイトでも審査に通りやすい、デビットカードなどでクレヒスを築くといいでしょう。
デビットカードで健全なクレヒスを築いていくことで、スーパーホワイトの状態を抜け、「返済できる人物」とカード会社は判断し、新しいクレジットカードを持つこともできるようになります。
自己破産をすると信用を取り戻すのが難しい
近年ではキャッシュレス社会に向けて動き出していることもあり、クレジットカードがないと不便を感じることが多々あります。
しかし、離婚や再婚をして姓が変わったとしても、自己破産をしたという記録は引き継がれます。
たとえ、自己破産後に始めた事業などが安定し、収入が月100万円をこえるほどあったとしても、自己破産をした時点で10年間は、新しいカードを作ることはできないと考えたほうがいいでしょう。
まとめ
自己破産はブラック入り!クレジットカードは作れる?
自己破産はブラックリスト入り!
クレヒスはごまかせない!
時が経てば自己破産歴は消える!
カード会社との信用を築くことが大切!
自己破産をすると信用を取り戻すのが難しい