夫婦喧嘩が原因で、離婚に発展してしまう夫婦が多くいます。夫婦喧嘩をすることが悪いことではありません。夫婦間の大切なコミュニケーションとなる場合もあるからです。 犬も食わない夫婦喧嘩 、という言葉がありますが、まさにこの喧嘩が夫婦にとって理想の喧嘩なのです。
離婚したくなければ、犬も食わない夫婦喧嘩をしよう
犬も食わない夫婦喧嘩とは
夫婦喧嘩は犬も食わないとよく言われます。その意味は、夫婦間でのケンカの理由が実にくだらないことが多く、すぐに仲直りするから他人が仲裁に入る心配もない。何でもよく食べ、興味を示す犬でさえ見向きもしないこと、とあります。
お互いに後から笑い話にできるような喧嘩なら、大切なコミュニケーションの一つととらえることができます。
おもしろ夫婦喧嘩のエピソード
犬も食わないような夫婦喧嘩は、その時はお互いに真剣でも、後になれば笑えることが多くあります。例えば、自分の大好きな食べ物を相手に食べられた、どうしてもみたいテレビ番組をみさせてもらえなかった、子どもがどちらによりなついているかなどです。
ちょっと譲り合ったり我慢すればいいことでも、夫婦になるとお互いを理解しあえる存在と思っている場合が多く、価値観が違ったり理解しあえなかった時のショックは大きく喧嘩に発展します。
こうした笑い話にできる喧嘩は、お互いがかけがえのない存在だからできる喧嘩なので、良好な関係を築けている証拠なのです。
子どもがいると、喧嘩は減ります。
子どもが生まれれば夫は家計のため仕事を頑張り妻は育児に奮闘する毎日なので、些細な喧嘩をしている時間がなくなります。育児は自分たちが思っていたことが上手くいかない場合も多く、親になってそれまで持っていたこだわりが弱まったり、価値観が変わったりもします。
夫婦喧嘩の回数が減ったのが、お互いに考え方が柔軟になって理解しあえるようになったことが理由ならいいのですが、多忙を理由にお互い思っていることを伝え合うことを避けてしまった結果なら、それは問題です。
コミュニケーションが不足しているとお互いに自覚し、理解し合うための時間を設けなければなりません。
夫婦喧嘩でお互いに言ってはいけないこと
そもそも喧嘩とは、価値観の違うことを話し合っている、妥協点を探しているのにもかかわらず上手くいかず、そのことにいら立ち始め感情的になると喧嘩に発展します。そんな時に収拾がつかず感情的な発言をしてしまい離婚問題になることもあります。
そこで相手の人格、容姿、相手の家族のことを誹謗中傷したり、「離婚」という言葉を出さないことです。自分の正当性をなんとか相手に認めさせようと思うと、いらない言葉まで口をついてしまうことがありますが、非常に危険です。口げんかの場合、妻の方が達者なことが多いのです。
しかし、夫が黙ったり妻の意見を全て認めるようになっても、心の中では納得していない場合も多いのです。それに気が付かずに妻が夫を追い詰め続けると、最悪の場合夫が手をあげることもあります。
犬も食わない良い夫婦喧嘩をしよう
夫婦喧嘩をしなければいいとは言い切れません。中には本当に仲のいい夫婦もいますが、お互いのことが無関心になり、わかり合う努力を避けているために夫婦喧嘩をしなくなっている場合があるからです。
犬も食わない夫婦喧嘩、という言葉は他人の仲介の必要がない、すぐに仲直りをするという意味が含まれています。喧嘩、といっても理性的な話し合いをするよう心がけましょう。決してお互いにに罵声を浴びせるような心理状態にならないよう心がけます。
そして、喧嘩になってもその日のうちに収拾させる、収拾させる方法をお互いに覚えておきます。その方法としては、お互いに喧嘩をやめようと言葉にする、相手にプレゼントをしてご機嫌を取るなどです。
これらのことを気を付けて喧嘩をすれば、喧嘩も立派なコミュニケーションになり、良好な夫婦関係を築くことができます。
まとめ
離婚したくなければ、犬も食わない夫婦喧嘩をしよう
犬も食わない夫婦喧嘩とは
おもしろ夫婦喧嘩のエピソード
子どもがいると、喧嘩は減ります。
夫婦喧嘩でお互いに言ってはいけないこと
犬も食わない良い夫婦喧嘩をしよう