離婚をするということは、離婚理由がどんなものであってもとてもショッキングなことです。
離婚をしたことによってうつ病になってしまったり、この後どうやって生きたらいいかわからないと思ってしまう人もいます。そこで今回は、離婚後の 生き方がわからない という人へ知ってもらいたいことをご紹介します。
離婚後の生き方がわからないという人へ伝えたいこと
生きている価値がないなんて思わない
離婚を経験した人にありがちなことは、「自分は欠陥のある人間だから離婚しなくてはいけなくなったんだ」と自分の価値を否定してしまうことです。
確かに、離婚をするということは夫婦それぞれに欠点があったから結婚生活が上手く行かなくなって離婚してしまうということになってしまったという経緯があると思います。
しかし、そもそも欠点がない人間なんてどこにもいませんし、その欠点があっても相手が変われば結婚生活が上手くいくということもあります。
離婚した後に大切なことは、なぜ離婚に至ってしまったのかその原因を突き止めていくことです。そして、原因がわかったら改善できるように生きていこうと考えることです。
ただ、そこで改善できなくてもかまいません。大切なことは自分のだめだった部分を自覚することです。自分の欠点を自覚しないでいることと自覚して生きていくことは同じようで全く違います。
自分の欠点を把握しているだけでも生き方は変わります。もし、誰かといるときにその欠点が出てしまっていても、自分の欠点を自覚していれば相手に謝ることができますが、自覚していなければ謝ることすらできません。
離婚をした自分は生きている価値がないのではなく、「これから生きていくのに自分の欠点を知るために離婚したんだ」と思い込むことにしてください。それだけでも生きやすくなります。
離婚は自分を変えるきっかけ
離婚というとネガティブなイメージしかないように感じてしまうかもしれませんが、考え方を変えれば、結婚生活を続けていたらなれなかった自分に変わるチャンスなんだと考えることができます。
結婚していると、家事をしなくてはいけなかったり相手に気を使わなければならなかったり、結婚相手のために使う時間がほとんどになってしまい、自分のために使える時間がだいぶ短くなってしまいます。
環境によっては、自分の時間なんて全く持てない状態で長期間過ごしているような人もいます。
結婚相手のことが今でも好きで、相手のために割く時間も苦痛ではないということであればそれでもかまわないのですが、結婚をするということは何かを犠牲にしていることもあります。
離婚をしたことで自分のために使える自由な時間が増えたと考えてください。それだけでもだいぶ気分が楽になると思います。
せっかくできた自分の自由な時間ですから趣味に没頭してみてもいいですし、仕事に没頭してキャリアアップを図るというのも素敵ですよね。自分磨きのために美容にお金や時間を使ってもいいですし、なにか新しいことをはじめるのもおすすめです。
新しい恋だってできるのですから、離婚はこれまでの自分をリセットして新しい自分に変わることができるチャンスなのだと考えてみてください。
悲しいときにはいっぱい泣く
離婚したことで悲しくなったりしたら我慢せずに泣いてください。涙と共に悲しみが流れてあなたの体から抜けていくことになります。
しばらくは悲しい時間が続くかと思いますが、それも一時的なものです。悲しいときにはしっかり泣いて泣きまくると自然と気持ちがすっきりします。
もし、上手く泣けないのであれば悲しくなるような映画を見たり音楽を聴いたりして無理やりでもいいから泣いてください。泣くことですっきりすることも立派なケアです。
大人だって泣いたってかまいません。かっこ悪いことなんてありませんよ。
離婚した相手はもう「他人」
離婚理由によっては、相手がすぐに再婚してしまうようなこともあるかもしれません。
離婚した相手の再婚したという話を耳にするとショックかもしれませんが、離婚した相手はもう離婚した時点で「他人」なのです。
悲しいと思うかもしれませんが、もう離婚した「他人」に縛られるような生き方をする必要はありません。
立ち直るのに時間はかかるかもしれませんが、いつまでも落ち込んでいるのは離婚した相手に束縛されているにすぎません。早めに気持ちを切り替えられるようにしたいですね。
まとめ
離婚後の生き方がわからないという人へ伝えたいこと
生きている価値がないなんて思わない
離婚は自分を変えるきっかけ
悲しいときにはいっぱい泣く
離婚した相手はもう「他人」