夫婦げんかが激化してしまって家出をしてしまうことは長い夫婦生活を全くない状況ではありませんが、その家出がきっかけで離婚になってしまわないか不安になってしまう人もいるかもしれません。
そこで今回は、家出の理由や 家出 の 行き先 についてご紹介します。
家出の理由と行き先について
家出の理由とは
家出の最も大きな理由として多くあげられるのは、家事や育児を手伝ってくれないということや、家や自分のことに無関心な相手に対しての怒りです。また、夫婦げんかで家出をするのはどちらかというと妻であることが多いようです。反対に夫を家から追い出すケースはごくまれのようです。
その妻の心理としては、今まで家事や育児に奔走していた自分が突然家からいなくなることで、夫が困らせて、不安にさせて自分がいることに関してのありがたみをわかってもらおうと思ってすることが多いようです。
あとは、些細なことでけんかが始まってしまってヒートアップしすぎて衝動的に家出をしてしまうというケースもありますが、この場合はあとから冷静になってみると何に対して怒っていたのか思いだせないくらいきっかけは些細なことである場合が多いです。
最後は、長年の不満に耐えかねて家出をしてしまう場合もあります。そういった場合には今までご紹介した家出の理由とは異なり、衝動的な家出ではなくある程度計画されていた家出であるケースが多いです。
離婚の確立が高い家出の原因とは
まず、家事や育児を手伝ってくれないということが原因である家出に関しては、即離婚になりにくい事案です。これは些細なことから始まったけんかからの家出に関しても同じことがいえます。
妻に対して心配でいるという素直な気持ちや、今まで家事や育児をしてくれた妻に関して感謝の気持ちを表すということをすることで改善修復が見込めます。
家出した妻に対して携帯電話にこまめに連絡を入れたり、帰ってきてほしいという気持ちと妻に対しての愛情をわかるように表現すれば家出が夫婦の絆に深刻な傷を与える前に関係を改善することができるかと思います。
しかし、ここでしつこいとかえって怒らせてしまう場合もあるので、気をつける必要があります。
一方、長年の不満が貯まった上での家出の場合には反対に離婚になる可能性が高いケースであるといえます。
このケースでは、前々から相手に対して不満を持っているのにも関わらず、相手の威圧的な態度を前にしてしまうと不満を吐き出せずに、長年文句も言わず連れ添っていたという夫婦にありがちなものです。
ですので、不満を抱えながら生きていく中で何度も離婚という文字が頭をよぎっていたかと思います。そういった人は離婚する際のシュミレーションをひそかに行っていて、家出をする時は心の中で離婚するという意思が固まっていることが多いです。
ですので、こういったケースの場合は家出されてしまったらそのまま離婚になる可能性が高いといえます。
家出の行き先
家出した妻の行く先は自分の実家であることが多いです。
実家の両親は、娘が帰ってくることで驚きはするかもしれませんが、嫌がることはありません。更に妻自身も最も気兼ねなく頼ることができる相手は実家の両親ですので家出の行き先としては最も多い場所だといえます。
中には、独身の同性の友人に頼ることもありますが、この場合には実家が遠くて頼れない場合や、実家の両親が心配性で夫婦げんかや家出の事実を知られたくないと考えている人が選ぶ場所です。
ただ、友人の場合だと実家よりも気を使う必要がありますし、年をとると近くに独身の友人がいないというケースが多くなるので家出の場所として選ばれるのは少ないといえます。
もし、妻が家出してしまったのであれば、妻の実家に連絡してみると妻がそこにいる可能性があります。ただ、実家に家出してしまった妻に家に帰ってくるように説得するには妻の両親と話をしなくてはならない場合があります。
状況によっては妻の両親を怒らせてしまっている場合も考えられます。ですので、妻に対してはもちろんのこと妻の両親に対しても誠意を持って対応をする必要があります。ここでしっかり誠意をみせないと離婚になってしまう場合もありますので注意が必要です。
あとは、長年の不満が貯まった上での家出の場合ですが、すでに離婚に向けて新しい生活の場所を準備済みであるケースもまれにありますので、実家に連絡をしても妻はいないということもあります。ここまで準備されているケースだと離婚を回避することはかなり難しいといえます。
まとめ
家出の理由と行き先について
家出の理由とは
離婚の確立が高い家出の原因とは
家出の行き先